
クレジットカードのほとんどが「入会するとお得な特典が受けられる」キャンペーンを開催しており、特典内容はカード会社によって様々。
では、入会キャンペーンのお得な選び方ってなに?と思う方も多いでしょう。
そこで本記事では、入会キャンペーンのお得な選び方や注意点なども解説したいと思います。
入会キャンペーンのお得な選び方
入会キャンペーンはカード会社別に異なり、常時同じキャンペーンが開催されているものから、期間限定のものまであります。
また時期によっても手厚いキャンペーンに「なりやすい時期」と「なりにくい時期」もあるため、適当に申し込むと、せっかくの入会キャンペーンが無駄になってしまうことも。
そこで入会キャンペーンを最大限に活用するため、以下5つの選び方や注意点を見ていきましょう。
- 入会キャンペーンの条件は細かく見る
- 入会キャンペーンのお得な時期
- 入会キャンペーンはインターネット申し込みがお得
- 入会キャンペーン目的で申し込んでもいい
- キャンペーンでもらうポイントには有効期限がある
入会キャンペーンの条件は細かく見る
例えば、楽天カードの入会キャンペーンは「もれなく5,000円相当ポイントプレゼント」とあり、年会費無料でありながら入会キャンペーンがとても手厚い。
しかし5,000円相当のポイントプレゼントには条件があります。見落としがちですが赤枠で囲った部分がそう。
条件は以下の内容になっています。
- 入会してオンラインサービス「楽天e-NAVI」に登録後、受け取り申請で2000ポイント
- 対象期間内にカードを1回以上利用で3000ポイント
- 合計で5000円相当のポイント
また2000ポイントは「通常ポイント」で3000ポイントは「期間限定ポイント」とあります。
このように入会キャンペーンのポイントをもらうには条件があり、それを満たさなければもらえません。
これは楽天カードの入会キャンペーンを例にしましたが、どのカード会社も「ほとんどが条件付き」が多く、条件内容を読まないで放置していると受け取れるものも受け取れなくなります。
入会キャンペーンのお得な時期
入会キャンペーンにはお得になる時期があります。それが「クレジットカードの申し込みが少ない時期」
至ってシンプルな理由です。
反対に申し込みが多い時期はどうなるのか?というと
では「申し込みが多い時期」や「申し込みが少ない時期」は一体いつなのか?を見ていきましょう。
申し込みが多い時期はいつ?(キャンペーン内容が薄い)
3月~4月は入学入社シーズンで、これから大学生になる方、新社会人になる方にクレジットカードの需要が増え申し込みが集中します。
特別なことをしなくても入会してくれるので「キャンペーン内容が薄くなる」傾向にあります。
申し込みが少ない時期はいつ?(キャンペーンが濃い)
4月~6月、10月~11月は需要が低下するため申し込みが少なく、何か対策をしなければいけません。
よって「キャンペーン内容が濃くなる」傾向にあります。入会するならこの時期が「狙い目」でしょう。
申し込みが多い時期でもキャンペーンが濃くなる時期
6月、12月は会社員や公務員のボーナスが出る時期で支出が増えます。
よって入会キャンペーンに力を入れるカード会社が多くなる傾向にあります。
入会キャンペーンはインターネット申し込みがお得
入会申し込みは郵送や店頭よりも「ネット申し込みの方がキャンペーンがお得」になります。
なぜネット申し込みの方がお得なのか?というと理由は二つ。
- インターネット利用者にネットショッピングしてもらいたいから
- ネット申し込みは人件費削減できるため特典が豪華になる
インターネット利用者にネットショッピングしてもらいたいから
クレジットカードの利用が多いのは「ネットショッピング」です。
ほとんどの人がスマホで「いつでもどこでもショッピングできる」時代になり、その場ですぐ決済できるクレジットカードは需要が高くなりました。
ですからインターネット利用者にカードを作ってもらえば利用が増えるためネットでの申し込みは「入会キャンペーンに力を入れている」と言えます。
ネット申し込みは人件費削減できるため特典が豪華になる
ネット申し込みは郵送や店頭に比べ人件費削減できるため、その分のコストが魅力的な入会キャンペーンになります。
また、ネット申し込みは記入ミスがあったり記入漏れがあった場合「次に進めない仕組み」になっているので確実な必要書類を提出することができます。
審査に落ちてしまっては入会キャンペーンどころの話ではないですからね。
入会キャンペーン目的で申し込んでもいい
一見不正行為と思わがちですが、基本的に入会キャンペーン目的が問われることはありません。
カード会社もそのために魅力的なキャンペーン内容を考えていますし「入会キャンペーン目的でもいいから入会してほしい」という考えが強いように思えます。
入会してすぐ解約する場合の注意点
注意点は以下の2点。
- 解約したカード会社のカードが今後作れなくなる可能性がある
- 他社カードも審査落ちしやすくなる可能性がある
解約したカード会社のカードが今後作れなくなる可能性の理由として、カードを1枚作るのにコストがかかるため「この人にもう一度作ってもまた解約されるかもしれない」と思われるからです。
また他社カードであっても個人信用情報機関(※1)に「他社で契約した契約日と解約日が記載されている」ため、即解約したことがわかります。
ですから「うちのカードもすぐ解約するのでは?」と疑われ審査落ちする可能性が高くなります。
今後またクレジットカードを作るのであれば、目安は「1年間は保有」したほうがいいでしょう。綺麗なクレヒス(利用履歴)を作りたいなら「2年間と毎月1回の利用」が望ましいです。
※1、個人信用情報機関とはクレジットカード会社同士が共有する情報機関のことです。クレジットカードを利用している方や、していた方の情報はここに「5年間保管」されます。
キャンペーンでもらうポイントには有効期限がある
ほとんどのカード会社ではキャンペーン付与したポイントに有効期限が設けられています。
受け取ったからといって放置していると「知らない間に失効される」場合もあるので受け取ったポイントは早めに使うようにしましょう。
また「何かにポイントを使う」と決めてから入会すれば有効期限を気にしなくて済みます。
まとめ
入会キャンペーンは期間限定が多いので内容が変わる場合があります。
もし、入会キャンペーンでカードを選ぶとしたら「キャンペーン内容が手厚くなる時期」を狙うとお得に入会キャンペーンが受けやすくなりますよ♪
また、入会キャンペーンには条件が設けられていることが多いので、カードを作る前に必ずチェックするようにしましょう♪