dカード GOLDは年会費11,000円(税込)の有料カードですが、受けられる特典は、一般のdカードよりお得です。
そんなdカード GOLDを無料、もしくは格安で利用できるのが「家族カード」
本会員カードが1枚あれば複数枚の家族カードが作れて、dカード GOLDとほぼ同じ特典が受けられるので家族みんなでお得になりますよ♪
本記事では、dカード GOLD家族カードのおすすめポイントや、注意点、申し込み方法まで詳しく解説していきたいと思います。
目次
そもそも家族カードって何?
家族カードは、本会員カードの追加カードとして発行できるカードじゃ。
例えば、おかんの旦那さんが本会員カード、おかんと息子が追加発行した家族カードをそれぞれ使うことができるんじゃよ。
ちなみに特典や補償内容もほぼ同じじゃから本会員カードの分身みたいなものじゃな。
家族カードは下の図のようなイメージです。
※複数枚発行することができますが、制限枚数はあります。
家族カードの特徴を簡単にまとめると
- 審査に通りやすい
- 名義は利用者本人
- 本会員カードの口座から引き落としされる
- 暗証番号は個別で設定できる
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
審査に通りやすい
家族カードは基本的に無審査で発行することができます。
というのも審査されるのは本会員であり、家族会員ではないからです。
ですから本会員カードがゴールドカードの場合、主婦やパート、フリーターでもゴールドカードが持てるということになります。
名義は利用者本人
名義人は、本会員のみではなく「カードの利用者」が名義人になります。
本会員の口座から引き落としされる
本会員カードも、家族カードも「本会員の口座から一括引き落とし」となるため、分けることはできません。
暗証番号は個別で設定できる
支払時に求められる暗証番号は本会員カード、家族カード別々に任意で決めることができます。
dカード GOLD家族カード「10」のおすすめポイント
dカード GOLD家族カードの基本スペックがこちら。
年会費 | ・1枚目無料 ・2枚目以降1,100円(税込)×枚数 |
---|---|
支払い | 本会員の口座から一括引き落とし |
ポイント | ・100円=1P ・ドコモ利用料金から10%還元(利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント)※dカード GOLDのみ |
優遇 | ・国内、海外旅行保険付帯 ・dカードケータイ補償 ・お買い物あんしん保険など |
家族カードは、本会員カードと、ほぼ同じ特典を受けることができます。
違うのは「券面に印字されている名前」や「カード番号」などで、それ以外はほぼ同じです。
では、もっと詳しくdカード GOLD家族カードのおすすめポイントを見ていきましょう♪
- 1枚目は無料で作れる
- ポイント還元率は本会員カード同等の1.0%
- ドコモケータイ・ドコモ光の利用料金から10%ポイント還元
- dカードケータイ補償付帯(3年間・最大10万円)
- 無料空港ラウンジが利用可能
- 旅行保険付帯・お買物あんしん保険補償がある
- 旅のサポートが利用可能
- 電子マネーiDが利用可能
- ETCカードが発行できる
- 特定の店舗で還元率がアップする(マクドナルドやマツモトキヨシなど)
①1枚目は無料で作れる
本会員のdカード GOLDは年間11,000円(税込)必要ですが、dカード GOLD家族カードは「1枚目無料」で、本会員カードとほぼ同じ特典やサービスを受けることができます。
ですから「実質1枚あたり年会費約5,000円」になるのでかなりお得♪(本会員カードと家族カード1枚ずつの場合)
さらに、2枚目以降は年会費1,100円(税込)と、本会員カードに比べ格段に安くなります。もし家族がドコモケータイなら発行分だけお得になるので作っておいて損はありません(後ほど解説)
発行枚数 | 合計年会費 |
---|---|
本会員のみ | 11,000円(税込) |
1枚発行 | 11,000円(税込) ※1枚目は無料のため |
2枚発行 | 12,100円(税込) |
3枚発行 | 13,200円(税込) |
②ポイント還元率は本会員カード同等の1.0%
dカード GOLD家族カードでも本会員同等の「ポイント還元率1.0%」となっています。家族カードだからといって還元率が下がることはありません。
さらに、dカードの特約店でも本会員と同じ特典を受けることができます。
いや、貯まるポイントは「本会員と合算」になるんじゃ。
家族で貯めたポイントの使い道としてはdカード加盟店のレストランで外食費を浮かせたり、ドコモユーザーなら毎月の利用料金に充当したりなどじゃ。
③ドコモケータイ・ドコモ光の利用料金から10%ポイント還元
ドコモユーザーならdカード GOLD一択と言われており、その理由が「ドコモケータイ・ドコモ光の利用料金から10%ポイント還元※利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント」されるからです。これがdカード GOLDの目玉特典。
例えば、本会員カードで毎月のドコモ利用料金が1万円なら「月1000ポイント」貯まります。
さらに「家族カードと紐付けされていれば家族分も10%ポイント還元」を受けることができるという!
本会員カード1枚、家族カード2枚で、全員がドコモユーザーの場合の例を見てみましょう。
月々のドコモ利用料金 (ドコモケータイ・ドコモ光) |
10%還元 | |
---|---|---|
本会員 | 10,000円 | 1000P獲得 |
家族カードA | 5,000円 | 500P獲得 |
家族カードB | 5,000円 | 500P獲得 |
合計 | 20,000円 | 2000P獲得 |
家族全員で毎月2万円支払っている場合「毎月2000ポイント」も貯まります。年間なら「24000ポイント」貯まるので、本会員カード1枚分と家族カード2枚分の年会費がペイできるという!
④dカードケータイ補償付帯(3年間・最大10万円)
もし、スマホが壊れたり紛失したりした時、dカード GOLDを保有していることで「3年間・最大10万円」のケータイ補償を受けることができます。
内容は以下のようになっています。
dカードケータイ補償とは、ご利用中の携帯電話端末が、ご購入から1年以内(dカード GOLD会員の方は3年以内)に、偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)となってしまい、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話端末(以下「新端末」といいます)をドコモショップ等で、ご契約中のdカードを利用してご購入いただいた場合にご購入費用の一部を補償する、dカードの会員向けの特典です。なお、補償にあたり、当社所定の審査があります。(注釈は省略)
例えば、新しく購入した携帯端末代金が9万円で事務手数料が数千円なら10万円以下ということで「実質無料」になるサービスということ。
これがdカードなら1年間で1万円まで補償ですが、dカード GOLDなら3年間で10万円まで補償されるので安心ですね。
また、家族カードでdカードケータイ補償を受けるには紐付け(利用登録)が必要になります。家族カードを発行しただけでは補償を受けることができないので要注意です(後ほど解説します)
最大10万円の補償は「dカード GOLD利用代金の請求額から補償金額を減額」することで補償されるんじゃ。
もし、dカード GOLD利用代金が補償金額に満たない場合は、差額が決済口座へ振り込まれる仕組みじゃよ。
⑤無料空港ラウンジが利用可能
家族旅行で是非活用して頂きたいのが「無料空港ラウンジ」です。
空港ラウンジとは「搭乗までの待ち時間の休憩スペース」で、本来なら有料(1人1,000円と少し)ですがdカード GOLD本会員、家族会員なら「無料」で利用することができます。
例えば、夫婦での旅行時に本会員カード1枚しかない場合は「1人無料、1人有料」になりますが、どちらかが家族カードを保有してれば「2人とも無料」になるので夫婦そろって快適な待ち時間を過ごすことができます♪
dカード GOLDの家族カードは1枚目無料ですから、家族で空港をよく利用するなら作っておいて損はありませんよ♪
⑥旅行保険付帯・お買物あんしん保険がある
dカード GOLDには国内・海外旅行保険の両方が付帯しており、海外旅行保険は「最大1億円の補償」、国内旅行保険は「最大5,000万円」の補償となっています。
もちろん家族会員も、この補償を受けることができます!
補償内容の詳細は以下のとおり。
傷害死亡 | 1億円(※) |
---|---|
傷害後遺障がい | 程度により400万円~1億円(※) |
傷害・疾病治療費用 | 300万円 |
賠償責任 | 5,000万円 |
携行品損害 | 50万円 (1事故あたりの自己負担額3,000円) |
救援者費用 | 500万円 |
※海外旅行費用をdカード GOLDで支払った場合の保険金額。支払っていない場合は「傷害死亡時5,000万円」「傷害後遺障がい時200万~5,000万円」になります。
傷害死亡保険金 | 5,000万円 |
---|---|
傷害後遺障がい保険金 | 程度により200万円~5,000万円 |
入院保険金 | 5,000円(日額) |
通院保険金 | 3,000円(日額) |
手術給付金 | 入院保険金日額の5倍または10倍 |
また、お買物あんしん保険は、dカード GOLD(家族カード含む)で支払うことで「国内・海外・支払い方法を問わず年間300万円まで補償」されるのも魅力ですね♪
⑦旅のサポートが利用可能
「VJデスク(旅のサポート)」を利用すれば海外旅行で現地情報を知ることができます。
デスクは世界中にあり、ホテルやレストランの紹介などを日本語で対応してくれるので便利ですよ♪
またパスポートやカードの紛失時にも対応してくれます。
⑧電子マネーiDが利用可能
dカード GOLDには「電子マネーiD」が一体型となっており家族カードでも利用できます。
dカード GOLDを利用すると1.0%ポイント還元されますが、iD払いでも同じように1.0%ポイント還元され、決済も専用端末にかざすだけですからクレジット払いよりスムーズな決済が可能になります。
また、dカードの特約店でも、iD払いすることで、効率よくポイントを貯めることができますよ♪
⑨ETCカードが発行できる
dカード GOLD家族カードの年会費は1枚目無料で、2枚目は1,000円と格安ですが、さらに「ETCカードも無料」という。
dカードの場合は「1年間で利用がなければ550円(税込)」必要ですが、dカード GOLDの場合は無条件で無料ですから、とりあえず発行しておいて損はありません。
また、車が複数台ある場合でも、家族カード1枚に付きETCカードを1枚発行できるので家族みんなで利用することもできます。
⑩特定の店舗で還元率がアップする(マクドナルドやマツモトキヨシなど)
dカード GOLD家族カードの還元率は1.0%ですが、さらに百貨店などの特定の店舗では、還元率が大幅にアップします。
例えば、以下のような店舗で還元率がアップします。
- 高島屋で3.0%還元
- マツモトキヨシで最大4.0%還元
- マクドナルドで2.0%還元
- Amazon・楽天市場で1.5%還元
など
詳細dカード | dポイントがさらにたまる dカード特約店
「dカード GOLD家族カード」5つの注意点
dカード GOLD家族カードを利用する上での注意点は以下の5つ。
- 本会員カードの利用限度額が「家族全員の利用限度額」になる
- 年間利用額に応じたクーポンがもらえるのは本会員のみ
- 引き落とし口座は「本会員」「家族会員」と別々にできない
- 携帯番号とカードの紐付けをしないと特典が受けられない
- 利用者情報登録をしないとポイントが使えない
本会員カードの利用限度額が「家族全員の利用限度額」になる
例えば、本会員カードの利用限度額が50万円の場合「家族全員の利用限度額は50万円」になります。
つまり家族カード1枚につき利用枠が設定されているわけではないということ。
「本会員の利用分が20万円」「家族会員の利用分が20万円」だった場合「残り10万円」が、本会員カード、家族カードで利用できる限度額になります。
年間利用額に応じたクーポンがもらえるのは本会員のみ
dカード GOLD会員は、年間利用額に応じたクーポンがもらえます。
年間利用額 | クーポン |
---|---|
100万円以上200万円未満 | 10,800円相当のクーポン |
200万円以上 | 21,600円相当のクーポン |
- ケータイ購入割引クーポン
- d fashionクーポン
- d トラベルクーポン
- d ショッピングクーポン
- d デリバリークーポン
年間利用額は、家族カードの利用分も合算されますが「特典が進呈されるのは本会員のみ」となります。
引き落とし口座は「本会員」「家族会員」と別々にできない
「家族カードとは?」でも解説したとおり、引き落とし口座は本会員の口座から引き落としされます。
家族でも個別で支払いたい場合でも、残念ながら口座を別々にすることはできないので覚えておきましょう。
携帯番号とカードの紐付けをしないと特典が受けられない
dカード GOLDの「ドコモケータイ・ドコモ光の10%還元」や「dカードケータイ補償」といった目玉特典を受けるには、携帯番号とカードを紐付けしておかないといけません。
紐付ける方法はいくつかあるので、やりやすい方法で紐付けてください。
- カードに同封された「スタートアップガイド」から紐付けする
- 「WEBサイト」から手続きする
- サポートに電話して紐付ける(0120-300-360)
WEBからサクっと登録できますが、操作方法が不安な方は電話で紐付けた方が安心です♪
利用者情報登録をしないとポイントが使えない
dカード GOLD家族カードで貯めたポイントを使うには「利用者情報登録(氏名などの情報登録)」を行う必要があります。
この登録を忘れると、せっかく貯めたポイントが使えないので早めに登録しておきましょう♪
「dカード GOLD家族カード」の申し込み方法
dカード GOLD家族カードに申し込む前に下記の条件をクリアしないといけません。
- dカードおよびdカード GOLD会員と生計を共にする満18歳以上(高校生は除く)の配偶者、お子様、および両親(※本会員が学生の場合は、家族会員は配偶者に限る)
- その他ドコモが定める条件を満たすこと
dカード GOLDは20歳以上でないと所有できませんが、家族カードの場合は満18歳以上から申し込むことができます。
また「生計を共にしている」とあるので、本会員の稼ぎで生活している子供(別居している大学生など)、や両親でも家族会員になれるということでしょう。
ここで大事なのは①ですから、②の条件は深く考えなくてもOKです。
家族カードの申し込み方法は3つ
dカード GOLD家族カードは以下3つの方法で申し込み可能。
- ドコモショップで申し込む
- 入会申込書を郵送して申し込む
- インターネットで申し込む
dカード GOLDを新規で申し込む際に、家族カードも同時に申し込む場合は「本会員申し込み時に家族カードを希望」して申し込んでください。
もし、追加で家族カードを発行する場合は上記の方法で申し込みます。
ドコモショップで申し込む
ドコモショップまで足を運ぶことで家族カードに申し込めます。
ドコモショップへ忘れずに持って行く物は以下のとおり。
注意点は「本会員が来店する必要がある」ことです。
また、ドコモショップで申し込む時は、休日や新機種発売などで混雑が予想される日だと「待ち時間」が発生する可能性があります。急ぎの場合は他の方法で申し込むか、余裕をもって来店するようにしましょう♪
入会申込書を郵送して申し込む
電話やインターネットで資料請求をして申込書を取り寄せ、必要事項を記入し、郵送する方法です。
電話で資料請求 | 0120-700-360 |
---|---|
インターネットで資料請求 | dカード公式サイト |
電話で資料請求する際は「本会員」が行ってください(受付時間は10時~20時で、一部業務の受付は18時まで)
そうじゃの。資料請求→必要事項記入→郵送・・・っと、かなり面倒じゃからのー。
それに資料の到着までに1週間ほどかかるから、かなり時間に余裕を持って申し込まんといかん。
インターネットで申し込む
インターネットでの申し込みは「dアカウント」が必要です。
dアカウントは「dアカウント公式サイト」から登録できます(登録は無料、ドコモユーザー以外でも登録可能です)
dアカウントが既にある方や、登録が終わった方は「家族カードの紹介」から申し込みできます♪
「インターネットで申し込む」がおすすめじゃ。ドコモショップへ行く手間も省けるし、記入ミスも防げる。
スピーディーで確実なのがネットで申し込む方法じゃよ。
「ドコモショップで申し込む」じゃの。「入会申込書で申し込む」は、さっき言ったように書類を入手するのに1週間ほどかかる上に、記入ミスをする可能性も高くなる。
っとは言ったものの自分に合った方法で手続きしたらええ。
家族カードが発行されるまでの日数
家族カードが発行されるまでには「1週間ほど」かかります。
また、年末年始や、郵便局が込み合う時期だと、それ以上遅れる可能性もあることを覚えておきましょう。
家族カードは何枚まで作れる?
家族カードが発行できる枚数は以下のとおり。
dカード | 2枚まで |
---|---|
dカード GOLD | 3枚まで |
また、家族カードは「複数枚同時に発行できない」ので注意です。