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年会費無料カードのメリット・デメリット
【初心者向け】クレジットカードの仕組み・国際ブランド・発行会社・カードランクなどを解説

「クレジットカードの仕組みがよくわからない・・・」「国際ブランドってなんだ?」などクレジットカードをもったことがない人にとっては、なかなか理解しにくいものです。

 

そこで、本記事ではクレジットカードの仕組みや国際ブランドなど、これを覚えておけばOK!という基礎知識をわかりやすく解説していきたいと思います♪

クレジットカードって何?

数枚のクレジットカード

おかん
クレジットカードの「クレジット」ってなんなん?

節約仙人
クレジット(credit)というのは「信用」という意味じゃよ。

クレジットカードで何かを買ったら自分の代わりにカード会社がその代金を支払ってくれます。

 

例えば、財布に現金がない時や、使い過ぎてしまった時など、何があるかわかりませんよね。そんな時に便利なのがクレジットカードです。

 

もちろん使った分はカード会社から後日請求が来ます。

おかん
つまり後払いさせてくれるカードってことやな。

そして、利用者の信用度が上がれば限度額も上がっていき、たくさん後払いできるようになります。この信用は不安定な無職の人より安定した職についている人の方が信用してもらえます(収入額や、過去の利用履歴など)

クレジットカードの仕組み

節約仙人

クレジットカードの仕組みは「利用者」「お店」「カード会社」この3つがウィンウィンの関係で成り立っておるぞ。

 

以下は簡単な関係図じゃ。

クレジットカードの仕組み解説図

クレジットカードの仕組みは「ウィンウィンのシステム」で、誰も損することはありません。

 

では「利用者」「お店(加盟店)」「カード会社」はそれぞれどのような立場か?それぞれのメリットは何か?具体的に見ていきましょう。

利用者の立場/メリット

  • お店(加盟店)で後払いできる
  • お店(加盟店)でカードを利用したら、カード会社がその代金を肩代わりする
  • 後日カード会社に利用した金額を支払う

利用者のメリットは現金を持ち歩かなくてもいいので財布紛失時の損失を最小限に抑えることができたり、何かの理由で手元に現金がなかったりした時に役立ちます。またカードを使うことでポイントが貯まり、サービス・特典も受けることができます。

 

ちなみに年会費無料カードなら一生0円で使えるので無理に利用しなくてもお金がかかることはありません。

おかん
無料ならとりあえず持っておいてもええなー。

お店(加盟店)の立場/メリット

  • 利用者がカード利用できることで集客アップ
  • 利用者の代金はカード会社から後日支払われる
  • 支払われる金額は総額ではなく「手数料を引いた額」が支払われる

お店(加盟店)のメリットは利用者がカード利用できることによる集客アップや業務の効率化です。

 

利用者はお店でカードが使えれば便利でお得(ポイント還元など)なため利用頻度が上がります。利用者の利用頻度が上がれば、お店(加盟店)の売上アップに繋がるということ。

 

そして後日カード会社から手数料を引かれた額が支払われる仕組みです。

カード会社の立場/メリット

  • 利用者とお店(加盟店)をつなげる立場
  • 利用者には利用した金額を請求
  • お店(加盟店)には手数料を差し引いた金額を支払う

カード会社は基本的に「お店(加盟店)からの手数料」を利益に成り立っている会社です。

 

また、それだけでなく利用者からも「年会費」「分割払いの手数料」「キャッシングの利息」などの利益を得ています。

 

これが3者「ウィンウィンのシステム」となる仕組みです。

クレジットカードの国際ブランド

国際ブランドのマーク

おかん
ほぉ。クレジットカードの下にちょこんと付いてるやつやん!

節約仙人
これは「国際ブランド」と言ってな、決済機能を提供する会社の「マーク」なんじゃ。国際ブランドは基本的にカードの発行はしない。

おかん
つまりクレジットカードを作る会社と決済機能を提供する会社が合体して一つのクレジットカードとして使えるわけやな。

国際ブランドはクレジットカードを利用するにあたり世界中で決済できるようにする決済システムを提供する専門の会社です。

 

この国際ブランドに加盟しているお店でないと利用することはできません。例えば、クレジットカードの国際ブランドがVISAならVISA加盟店で、JCBならJCB加盟店であることが利用条件になります。

 

加盟店でしか使えない解説図

ちなみに、クレジットカード最初の1枚目という人なら国内・海外で幅広く使える「VISA」か「MasterCard」がおすすめです。国内のみで利用するなら「JCB」でもOK!

 

国際ブランドの種類は以下のとおり。

 

  • VISA(ビザ)
  • MasterCord(マスターカード)
  • JCB(ジェーシービー)
  • AmericanExpress(アメリカンエキスプレス)
  • DinersClud(ダイナースクラブ)
  • Discover(ディスカバー)
  • 銀聯(ぎんれん)カード

各国際ブランドの特徴を簡単に見ていきましょう。

VISA(ビザ)

VISAのマーク

1958年にバンク・オブ・アメリカで創業。知名度世界No.1の国際ブランドです。

 

日本国内はもちろん、海外でも使いやすくアメリカ、ドイツ、イギリス、ブラジル、メキシコ、インドなど支払いに困ることはありません(ロシアや中国など一部では使えない場合もある)

 

クレジットカード初心者の方でしたらとりあえずVISAにしておけば間違いないでしょう。

MasterCord(マスターカード)

MasterCardのマーク

世界No.2の国際ブランドで日本国内においての使用範囲はVISAと差がなく、ほとんどのお店で使用できます。

 

アメリカ方面がVISA、ヨーロッパ方面がMasterCordに強いですね。

JCB(ジェーシービー)

JCBのマーク

日本の国際ブランドで「日本国内では加盟店No.1」です。VISA、MasterCord同様、国内においてほとんどのお店で使用できるのでこちらも初心者の方におすすめです。

 

ただし、海外では加盟店が少ないのがデメリット。海外旅行などでは他の国際ブランドを使った方が安心でしょう。

 

また、JCBは直接カードの発行をしており、各種付帯サービスが豊富。普段の生活に便利なクレジットカードとなります。

 

AmericanExpress(アメリカンエキスプレス)

AmericanExpressのマーク

通称アメックスを呼ばれるステータス性の高い国際ブランド。年会費は他ブランドに比べ高めですがホテル、レストランの優待、空港ラウンジなどサービスの質がよく「社会的地位」のある方に指示されています。審査は厳しくなりますが、信用度が高い人物である証明にもなるカード。

 

またJCBと連携しているのでJCB加盟店ならアメックスもほぼ利用できます。

 

また、アメックスは直接カードの発行もしています。

DinersClud(ダイナースクラブ)

DinersClubのマーク

世界で最初に登場した国際ブランドでアメックス同様ステータス性が高く、利用できる金額も高い。

 

DinersClubはレストランといった「食」関連の優待サービスが多く、決められたレストランで指定コース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になるなど、グルメ好きな人にはピッタリです。また、会員限定イベントも多く開催されています。

 

また、DinersCludは直接カードの発行もしています。

Discover(ディスカバー)

ディスカバーのマーク

アメリカのディスカバー・ファナンシャル・サービスにより発行されており、日本国内でディスカバーを発行している会社はありません(2021年2月時点)

 

基本的にアメリカ国内ブランドのような存在です。

銀聯(ぎんれん)カード

銀聯のマーク

中国で最も多く使われており中国中央銀行主導で作られた国際ブランドの一つ。累計発行枚数は60億枚以上(2017年時点)と今尚成長し続けている。

 

訪日中国人が増え日本国内でも加盟店が増えており、中国に行く機会が多い方にもおすすめです。

クレジットカードの発行会社

カード発行会社はクレジットカードを発行して会員に対して請求書を送ったり、サービスを提供したりする会社で「イシュアー」とも呼びます。

 

発行されるカードには以下3つの種類があります。

 

  • 提携カード
  • プロパーカード
  • 提携カードとプロパーカードの中間

提携カードとプロパーカードの特徴を見ていきましょう。

提携カードの特徴

提携カードとは「発行会社+国際ブランド+提携先(他の企業)」が提携したクレジットカードです。

利用者←提携先(他の企業)←発行会社←国際ブランド

提携先は自らカード発行できないので「発行会社に委託」し発行してもらいます。ですから発行会社のサービス+提携先の独自サービスも受けることができます。

 

例えば、ローソンPontaカードなら、ローソンでお得になる独自サービスと、発行会社の提供する共通サービスを受けることができます。

節約仙人
独自サービスを受けたい提携先のカードを選ぶことでお得になるぞ♪
提携カードのメリット・デメリット
メリット
  • ポイント還元率が良い
  • 特定のお店独自のサービスが受けられる
デメリット
  • ショッピング補償や保険など「もしもの時」のサービスがプロパーカードに劣る
  • 高級店などで社会的地位がないと思われるのが恥ずかしい

プロパーカードの特徴

プロパーカードとは「国際ブランドが直接発行」するクレジットカードです。

利用者←国際ブランド

国際ブランドは世界各国で「決済するためのシステムを提供する会社」ですが、例外もあり国際ブランドが発行会社を兼ねている場合もあります。

 

現在国際ブランドが発行会社を兼ねている会社がJCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブの3社でプロパーカードはステータス性(社会的地位)が高いと言われています。

 

提携カードのメリット・デメリット
メリット
  • ショッピング補償や盗難補償、ラウンジサービスなど、基本的なサービスが提携カードより充実している
  • 所持しているだけで社会的地位があるので恥ずかしくない
デメリット
  • ポイント還元率が悪いカードが多い
  • 特定のお店で独自のサービスは受けられない

 

お得感で選ぶなら提携カードがおすすめ。ステータス性で選ぶならプロパーカードがおすすめです♪

提携カードとプロパーカードの中間もある

提携カードとプロパーカードの中間は「発行会社+国際ブランド」が提携したクレジットカードです。

利用者←発行会社←国際ブランド

提携先(他企業)と提携せず発行会社が直接発行するクレジットカードです。

 

厳密なプロパーカードの定義は「国際ブランドが発行するカード」ですが、発行会社が他の企業と提携せずに直接発行していることからプロパーカードと呼ばれることもあります(提携カードと呼ばれることもある)

 

ただ、国際ブランド発行のプロパーカードの方がステータス性は高いと言われています。

 

主な発行会社
・三菱UFJニコス株式会社
・三井住友カード株式会社
・株式会社ジェーシービー
・株式会社クレディセゾン
・株式会社セディナ
・株式会社オリエントコーポレーション
・楽天カード株式会社
・イオンクレジットサービス株式会社
・ライフカード株式会社
・株式会社エポスカード

クレジットカードのグレード

クレジットカードのグレードピラミッド表

クレジットカードには年会費無料で持てるカードから、年間十数万円かかるカードもあります。

 

クレジットカードのランクは、上の図のようにピラミッド型をイメージしてもらえるとわかりやすい。グレードが高くなるほど年会費が高くなり、一定の利用実績がなければ入会できません。

 

また、グレードの高いカードほど、受けられる特典や利用できる限度額も増えていく仕組みとなっています。

 

グレード 年会費の目安 入会難易度
年会費無料 0円
シルバー 0円~1,000円
ゴールド 2,000円~5,000円
プラチナ 2万円~10万円以上
ブラック 5万円~30万円以上

 

では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

年会費無料

グレード 年会費の目安 入会難易度
年会費無料 0円

 

ずっと年会費無料で利用できるビギナー向けカードで「これからクレジットカードを持ちたい」「クレジットカードにお金をかけたくない」という方にぴったりのカードです。

 

最近では、カード会社も年会費無料カードに力を入れており、年会費無料でありながらお得なサービス・特典を受けることができます。また、ポイント還元率1.0%といった高還元率カードも多く存在します。

 

シルバーカード

グレード 年会費の目安 入会難易度
シルバー 0円~1,000円

 

あまり聴かないシルバーカード(クラシックカードとも呼ぶ)ですが、年会費無料カードとあまり差はありません。

 

しかも、ほとんどのカード会社はシルバーカードよりも年会費無料カードの方に力を入れています。

 

シルバーカードの年会費は、無料のものから数百円程度。

ゴールドカード

グレード 年会費の目安 入会難易度
ゴールド 2,000円~1万円

 

ゴールドカードはちょうど中間ランクに位置しサービスや保険が充実してきます。例えば、年会費無料カードでは受けられない提携店での2000~3000円OFFが受けられたり、海外、国内旅行傷害保険といった旅行保険が充実していたりと、年会費が高くなる分メリットも増えます。

 

 

また、年会費が高くて負担できない…という方でも、近年では年会費2000~5000円以内で所持できる「低年会費のゴールドカード」も登場しています。年会費無料カードでは格好がつかない…という方におすすめですね♪

 

 

通常ゴールドカードの年会費相場は1万円で「ゴールドカード=ステータスが高い」とはまだ言い切れないでしょう。

プラチナカード

グレード 年会費の目安 入会難易度
プラチナ 2万円~10万円以上

 

クレジットカードの種類では上位ランクに位置し、ゴールドカードより手厚いサービスや保険が受けられます。

 

プラチナカードの年会費相場は安いもので「2万円程」、一般的で「3~5万円程」、高いものならアメリカン・エキスプレスの最高峰で「10万円以上」です。

 

当然、同じプラチナカードでも年会費が高ければサービス内容も充実します。

 

入会方法も自らの申請と、カード会社からの招待状が必須な2パターンが存在し、年会費が高いプラチナカードほど招待状が必須になります(カード会社からの招待状のことをインビテーションと呼ぶ。通称インビとも呼ばれる)

おかん
おかーちゃんみたいな主婦でもプラチナカードは持てるん?

節約仙人
残念ながらプラチナカードは正社員でないと無理なんじゃよ。他にも公務員や中小企業経営者とかのぉー、それなりの信用がないと作れんのじゃ。

おかん
・・・。

ブラックカード

王冠

グレード 年会費の目安 入会難易度
ブラック 5万円~30万円以上

 

クレジットカードの王様で、これ以上ない最高ランクがブラックカードになります。コンシェルジュサービスが無料になったり、リムジン送迎サービスや、予約困難なレストランやホテルも優先してもらえたりなど、まさに王様気分。保険も最高ランクのサポートが受けられる。

 

誰もが一度は持ってみたいと思う憧れのカードですが、所持するには自らの申し込みでは不可能。カード会社からの招待のみで所持できます。

 

招待されるには平均年収1000~2000万円とよく言われていますが、すぐに所持できるものではなくゴールドカードを申し込み実績を積んだ後、プラチナカードへ。さらに実績を積んだ先に「招待状が届く・・・かもしれない」というくらい入手難易度が高いカードです。

 

しかし、絶対に高年収でなければならない!ということはありません。カード会社は年収が多い人を評価するのではなく「たくさん利用してくれる人」を評価します。年収2000万でまったく利用履歴(実績)がない人よりも年収800万で利用履歴が良い人の方が招待される可能性は高く、年収はあくまで判断材料の一つということになります。

 

ちなみに、あの庶民に優しい楽天カードにも「楽天ブラックカード」が存在します。楽天カードは比較的作りやすいカードですが、やはりブラックともなれば入手は困難でしょう(申し込みページもネット上には存在しません。招待状に記載されています)

 

まとめ

本記事の内容をまとめます。

 

  • クレジットカードのクレジットとは「信用」という意味
  • クレジットカードは後払いさせてくれるもの
  • クレジットカードは国際ブランドに加盟しているお店で使える
  • クレジットカードには「提携カード」と「プロパーカード」がある
  • クレジットカードにはプラチナやゴールドなどのグレードがある

初めてクレジットカードを持つという人は、本記事でまとめた基礎知識は最低限覚えておきましょう♪

 

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