コンビニでクレジットカードを利用する際にサインや暗証番号の入力は必要なのか?というとコンビニのような少額決済では不要です!
っといっても完全に不要ではなく、支払金額によって必要になる場合もあります。
そこで本記事ではサインレス決済ができる上限金額をコンビニ別にまとめてみました。
また、コンビニでのクレジットカードの使い方や、注意点なども解説しているので、ご参考頂けたらと思います。
目次
コンビニで暗証番号の入力が不要な理由
コンビニでは暗証番号の入力は”基本的”には不要です。
理由はシンプル。お会計をする回数が多いコンビニでは、クレジット決済時に暗証番号の入力やサインをしていてはレジが回らなくなるからです。またコンビニだけでなくスーパーも同じ。
これを「サインレス決済」と言います。
しかし、セキュリティ面は大丈夫なのか?と思うかもしれませんが、コンビニではサインレス決済を導入しても安心できる理由が3つあります。
- 商品が換金しにくいものが売られている
- 防犯カメラが設置されている
- 1万円以下は不要など、サインレス決済できる上限金額が設けられている
確かに、コンビニの商品は換金しにくいし、カメラもあるから不正利用もしにくいな。
それにサインレス決済できる上限金額もあるから大金が使われる心配はないってことか。
暗証番号の入力が不要な上限金額~コンビニ別まとめ
主要なコンビニではクレジットカードに対応しており、支払額がコンビニごとに決められた上限金額以下だと暗証番号の入力やサインは不要になります。
以下はコンビニ別の上限金額をまとめたものです。
コンビニ名 | 暗証番号(サイン)不要 上限金額 |
---|---|
ローソン | 9,999円まで |
セブンイレブン | 10,000円まで |
ファミリーマート | 4,000円まで |
ミニストップ | 9,999円まで |
ポプラ | 10,000円まで |
ファミリーマートだけ4000円以下でサインレス決済ですが、他の主要コンビニは、ほぼ同じです。
ローソン「9,999円まで」なら暗証番号(サイン)不要
暗証番号(サイン)不要 | 暗証番号(サイン)必要 | 支払い回数 |
---|---|---|
9,999円まで | 10,000円以上 | 1回のみ |
支払金額が9,999円までの場合、暗証番号(サイン)は不要ですが、10,000円以上の場合は必要です。支払回数は1回のみ。
また、銀聯(ぎんれん)クレジットカードについては金額に限らず暗証番号の入力が必要になります。
※以下の商品はクレジットカードで支払うことはできません(現金のみ)
・バスカード
・各種乗車券
・回数券
・各種商品券
・QUOカード
・切手
・ハガキ
・印紙
・一部のLoppi取次サービス
・公共料金
・収納代行票
セブンイレブン「10,000円まで」なら暗証番号(サイン)不要
暗証番号(サイン)不要 | 暗証番号(サイン)必要 | 支払い回数 |
---|---|---|
10,000円まで | 10,001円以上 | 1回のみ |
支払金額が10,000円までの場合、暗証番号(サイン)は不要ですが、10,001円以上の場合は必要です。支払回数は1回のみ。
※以下の商品はクレジットカードで支払うことはできません(現金のみ)
・公共料金等の収納代行
・マルチコピー機でのサービス(一部チケット除く)
・切手・印紙・ハガキ・年賀ハガキ
・クオ・カード
・テレホンカード
・プリペイドカード
・プリペイド携帯カード
・ビール券・酒クーポン券
・地区指定ゴミ袋・ゴミ処理券
・他金券等に準ずるもの
・nanacoカード発行手数料
・各種電子マネーへの現金チャージ
ファミリーマート「4,000円まで」なら暗証番号(サイン)不要
暗証番号(サイン)不要 | 暗証番号(サイン)必要 | 支払い回数 |
---|---|---|
4,000円まで | 4,001円以上 | 1回のみ |
支払金額が4,000円までの場合、暗証番号(サイン)は不要ですが、4,001円以上の場合は必要です。支払回数は1回のみ。
また、自分でカードを差し込む「新端末」では、10,000円以上の場合、暗証番号が必要になります。
※以下の商品はクレジットカードで支払うことはできません(現金のみ)
・Famiポート取扱い商品・サービス(チケット※を除く)
・プリペイドカード類(POSAカード、QUOカード、テレホンカード等)
・宅急便・宅急便コンパクト送料
・切手・はがき・印紙類
・ゴミ処理券等の金券類
・一部の自治体指定ごみ袋
・電子マネーチャージ
・コピー、FAX
ファミマでVポイントを貯めるには、支払時に「Tカード+クレジットカード」両方を提示せんといかん。
ただしクレジット機能付きTカードならクレジットカードのみでOKじゃ!
ミニストップ「9,999円まで」なら暗証番号(サイン)不要
暗証番号(サイン)不要 | 暗証番号(サイン)必要 | 支払い回数 |
---|---|---|
9,999円未満 | 10,000円以上 | 1回のみ |
支払金額が9,999円までの場合、暗証番号(サイン)は不要ですが、10,000円以上の場合は必要です。支払回数は1回のみ。
※以下の商品はクレジットカードで支払うことはできません(現金のみ)
・はがき
・ギフトカード
・テレフォンカード
・ごみ処理券
・電子マネーWAONカード
・公共料金類
・コンビニ受け取りサービス
・ゆうパック
・コピーサービス
・FAXサービス
・MINISTOP Loppi取り扱いサービス
・商品(ローソンチケット・予約取寄商品除く)
・レジャーチケット類
ポプラ「10,000円まで」なら暗証番号(サイン)不要
暗証番号(サイン)不要 | 暗証番号(サイン)必要 | 支払い回数 |
---|---|---|
10,000円まで | 10,001円以上 | 1回のみ |
支払金額が10,000円までの場合、暗証番号(サイン)は不要ですが、10,001円以上の場合は必要です。支払回数は1回のみ。
※以下の商品はクレジットカードで支払うことはできません(現金のみ)
・切手
・印紙
・ハガキ
・ギフトカード
・プリペイドカード
・チケット
・回数券
・宅急便
・地域ゴミ袋
・ゴミ処理券※一部地域除く
クレジットカードには不正利用対策があるから安心
コンビニでは不正がないように「換金しにくい商品」「防犯カメラ」「高額決済は暗証番号の入力、もしくはサインが必要」といった対策が取られておりますが、もう一つ安心できる材料があります。
それが「クレジットカード付帯の盗難・紛失保険」による補償です。
コンビニに限ったことではなく、紛失・盗難にあった場合に使われてしまった金額は「払わなくてもいい」という保険です。
コンビニでクレジットカードを使う時の流れ
- レジで「クレジット払します」と伝える
- クレジットカードを店員に渡す(コンビニによっては専用端末に自分で差し込む新端末もある)
- クレジットカードをスキャンしてもらう
- クレジットカードを受け取り終了
コンビニのような少額決済では基本的に暗証番号の入力は不要なので、とってもスムーズにお会計が終わります。
そもそもコンビニでクレジット払いは恥ずかしい・・・って人も多そうやな。
数百円でクレジットカードって・・・ってならへん?
店員は、面倒な現金のやり取りより、クレジット払いでサクっと終わらせたいと思っておる。
恥ずかしがらず積極的に使っていった方が喜んでもらえるぞ。
コンビニでクレジットカードを使う時の注意点
サインレス決済ができるのは「一回払いのみ」で分割払いや、リボ払いはできません。さらに、もう一つ注意しておきたいのが使い過ぎてしまうこと。
暗証番号の入力や、サインが不要、と簡単に決済できてしまうので、知らない間に利用金額が膨れ上がってしまう場合もあります。
もし自分は自己管理が甘いという方は「毎月の利用明細を見ること」と、できれば「利用した金額をメモしておく」ことで使い過ぎを防止できます。面倒なら毎月の利用明細をチェックするだけでもOK!
まとめ
コンビニで暗証番号の入力やサインは、ほとんど必要ありません。スムーズに決済できるので積極的に使ってOKです♪(1万円以下までなどの上限はある)
また、コンビニでの不正利用についても、しっかり対策されているので不安に思うことはありません。