クレジットカードの処分方法は「2~3か所切って捨てるだけ」と思っていませんか?
間違っていませんが、それだけでは不正利用される危険性があります!正しい捨て方は以下のとおり。
- カードをみじん切りにする
- 別々のゴミ袋に捨てる
- 数回に分けて捨てる
本記事ではクレジットカードの完璧な処分方法を詳しく解説していきます。
目次
クレジットカードを「2~3か所切って捨てるだけ」では危険!
クレジットカードを処分する時「2~3か所切っておけばOKでしょ~」と思っている人、それは危険です。
その理由は以下の2つ。
- 接着剤でくっつければ使えてしまう
- カード番号がわかってしまう
このように数か所切っただけでは、少し修正すれば使えてしまう可能性がありますし、カード番号もわかってしまうので不正利用される危険性があります。
旧カードから新カードの有効期限は簡単にわかってしまう
クレジットカードの有効期限はだいたい5年なので、捨てた旧カードから新カードの有効期限は簡単にわかってしまいます。
また、カードを更新しても、旧カードと新カードのカード番号は同じになります。
このように数か所切っただけでは、簡単に新カードの「有効期限」「カード番号」がわかってしまうので、慎重に処分しないといけません。
セキュリティコードも判明してしまう
セキュリティコードとは、クレジットカード裏面に記載されている3桁のコードのことです。
このセキュリティコードも1000種類しかないので、ランダムアタックされたら簡単にわかってしまいます。
とは言え、ランダムアタックは実店舗では使えないですし、ネットショップでも「3dセキュア(SNS認証・暗証番号認証)」を採用している店舗では使えません。
ただ、3dセキュア非対応のネットショップもあるので、不正利用される可能性は0ではありません。
クレジットカードの完璧な処分方法
ここでは、クレジットカードの完璧な処分方法を順番に見ていきましょう。
- 野菜を切るようにみじん切りにする
- 切るべき部分が切れているかチェック
- 別々のゴミ袋で数回に分けて捨てる
- 明細書もみじん切りにする
1~4まで解説していきます。
手順1|野菜を切るようにみじん切りにする
クレジットカードを処分する時は、野菜を切るようにみじん切りにしましょう。
2~3か所切っただけでは、接着剤やテープで修正できますし、カード番号もわかってしまうので危険です。
手順2|切るべき部分が切れているかチェック
クレジットカードをみじん切りにしたら以下の点がきちんと切れているかもう一度チェックしましょう。
- 名前
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
- 磁気ストライプ
- ICチップ
- 署名欄
以上の部分はカード情報が特定されやすいので、徹底的に切れているかチェックしてください。
手順3|明細書もみじん切りにする
みじん切りにするのはカード本体だけではなく、明細書も復元できないぐらい切ってしまいましょう(紙の明細があれば)
明細書にも個人情報がたっぷり詰まっているので普通ゴミのように捨てないこと。
完璧に処分するなら「焼却処分」でもOK。
手順4|別々のゴミ袋で数回に分けて捨てる
最後は捨て方です。みじん切りにしても同じゴミ袋に入れてしまうと破片を繋ぎ合わせることができるので必ず別々のゴミ袋に分けて捨てましょう。
さらに、ゴミ袋を捨てる時は数回に分けて捨てると。ここまですれば、不正利用はほぼ不可能になります。
- 別々のゴミ箱に捨てる
- 数回に分けて捨てる
残しておきたいクレジットカードは厳重に保管すればOK
限定デザインや、気に入っているキャラクターのクレジットカードは残しておきたい!という人もいるでしょう。
その場合は、物理的に盗難にさえ遭わなければ不正利用されることはないので、厳重に保管しておけば問題ありません。
ただし、万が一旧カードが盗難に遭ってしまった場合は、今使っているカードを利用停止すること。というのもカード番号が新カードと同じなので不正利用されるリスクがあります。