高速道路などの有料道路で、便利なのがETCカード。キャッシュレス化が進む中、クレジットカードとあわせてETCカードも作っておきたいと検討されている方も多いでしょう。
しかし、以下のようなお悩みはありませんか?
- 種類が多過ぎてどれを選べばいいのかわからない・・・
- たまにしか有料道路を使わないから年会費無料がいい・・・
- そもそもどうやって作ればいいの?
ETCカードは種類が多く、どのETCカードを選べばいいかわからないですよね。
そこで本記事では、年会費・手数料が一切かからないおすすめのETCカード付帯クレジットカードを紹介します。また、ETCカードの種類や作り方、利用方法なども解説していきたいと思います。
目次
ETCカードを年会費・手数料無料で発行できるクレジットカード5選
ETCカードを年会費・手数料無料で発行でき、且つ通常利用としても使いやすいクレジットカードは以下の3枚になります♪
- 迷ったらコレにしておけばOK「JCB CARD W」
- 還元率で選ぶなら「リクルートカード」
- 女性におすすめ「イオンカード」
JCB CARD Wは、ETCカードの年会費・手数料が無料な上に、Amazonやセブンイレブンでは還元率2.0%になるカードじゃ。
通常利用としても使いやすいぞ♪
迷ったらコレにしておけばOK「JCB CARD W」
JCB CARD Wは、39歳以下の方が申し込める、WEB入会限定のクレジットカードです。ETCカードは年会費・手数料無料で発行できます。
- 【クレジットカードの年会費】
永年無料
- 【基本還元率】
1.0%(1,000円に付き2ポイント 1P=5円相当) - 【特典】
Amazonやセブンイレブンで還元率2.0% - 【貯まるポイント】
OkiDokiポイント - 【ETCカードの維持費】
・年会費無料
・手数料無料
JCB CARD Wは、基本還元率が1.0%と高く、通常利用としても使えるカードです。
さらに、JCBの優待店で利用すると、Amazonやセブンイレブンで還元率2.0%、スターバックスでは還元率5.5%にもなります。優待店の一部を紹介します。
優待店 | 還元率 |
---|---|
スターバックス※ | 5.5% |
セブンイレブン | 2.0% |
イトーヨーカドー | 2.0% |
Amazon | 2.0% |
ビックカメラ | 1.5% |
※注意点ですが、スターバックスは「スターバックスカード」へのオンライン入金・オートチャージでOkiDokiポイントが10倍貯まります。この10倍というのは基本還元率が5.0%になるということ。JCB CARD Wの特典還元率+0.5%を合わせると5.5%になります。
JCB CARD Wは、ETC利用時や、普段のお買物でもポイントが貯まりやすいので、迷ったらコレにしておけばOKです♪
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還元率で選ぶなら「リクルートカード」
リクルートカードは、リクルート社が発行するクレジットカードで、こちらのETCカードも年会費・手数料無料で発行できます。
- 【クレジットカードの年会費】
永年無料
- 【基本還元率】
1.2%(100円に付き1.2ポイント 1P=1円相当) - 【特典】
特になし - 【貯まるポイント】
リクルートポイント - 【ETCカードの維持費】
- ・年会費無料
・手数料無料 - (VISA・Mastercard選択時は1,000円)
リクルートカードの還元率は1.2%と高還元率クレジットカードであること。先ほどのJCB CARD Wと比べると基本還元率においてはリクルートカードの方が優秀です。
リクルートカードは、その基本還元率の高さから、公共料金(電気・ガス・水道)といった固定費の支払いや、どのクレジットカードでも還元率がアップしない個人店での支払いによく使われています。
貯まったリクルートポイントは、リクルートのサービス(じゃらん・ホットペッパーグルメなど)で利用できますが、正直、使い道が狭いというデメリットがあります。しかし、Pontaポイントに等価交換できるので、交換してしまえば使い道も増えるので、大した問題ではありません♪
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女性におすすめ「イオンカード」
イオンのETCカードは、イオンマークのカードであれば作ることができ、もちろん年会費・手数料無料で発行できます。
- 【クレジットカードの年会費】
永年無料
- 【基本還元率】
0.5%(200円に付き1ポイント 1P=1円相当) - 【特典】
イオングループなど対象店舗でポイント2倍(還元率1.0%) - 【貯まるポイント】
WAON POINT - 【ETCカードの維持費】
・年会費無料
・手数料無料
イオンカードのETCカードは、既にイオンカードがある人と、ない人で発行方法が異なります。
イオンカードがある人 | ETC専用カードを追加で申し込む |
---|---|
イオンカードがない人 | 申し込み時に同時に申し込む |
イオンカードがある人は、追加で申し込んでください。ない人は、同時に申し込めるので手間が省けます♪
また、イオンカードが女性に向いている理由としてあげられるのが女性層が多いイオンモールや、ダイエー、マックスバリューなどでいつでもポイントが2倍(還元率1.0%)になること。イオンをグループよく利用する女性には嬉しいメリットです♪
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条件付きで無料になるETCカード
条件を満たせばETCカードの年会費が無料になるクレジットカードは以下の2枚。
- dポイントを貯めている人におすすめ「dカード」
- 楽天サービスを利用する人におすすめ「楽天カード」
無料のETCカードに比べて少々ハードルは高くなりますが、自分のライフスタイルに合うカードであれば検討してみるのもいいでしょう♪
dポイントを貯めている人におすすめ「dカード」
dカードのETCカードは、初年度は年会費無料、2年目以降は550円(税込)の年会費がかかります。しかし年に1度でもETCを利用すると無料になります。
- 【クレジットカードの年会費】
永年無料
- 【基本還元率】
1.0%(100円に付き1ポイント 1P=1円相当) - 【特典】
・マツモトキヨシで4.0%還元
・マクドナルドで2.0%還元
など - 【貯まるポイント】
dポイント - 【ETCカードの維持費】
・初年度無料
・2年目以降は550円(税込)
※年に1度でもETCを利用すると無料
dカードの利用、ETCカードの利用、どちらも100円に付き1ポイントが貯まる還元率1.0%のカードです。
さらに、マツモトキヨシで4.0%還元、マクドナルドで2.0%還元など、特定の店舗で還元率がアップするので、よく利用する店舗はチェックしておきましょう。
詳細dカード | dポイントがさらにたまる dカード特約店
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楽天サービスを利用する人におすすめ「楽天カード」
楽天カードのETCカードは、年会費550(税込)かかります。しかし、楽天市場で「ダイヤモンド会員、もしくはプラチナ会員であれば年会費が無料」になります。
- 【クレジットカードの年会費】
永年無料
- 【基本還元率】
1.0%(100円に付き1ポイント 1P=1円相当) - 【特典】
楽天市場で還元率 最低3.0% - 【貯まるポイント】
楽天スーパーポイント - 【ETCカードの維持費】
年会費550円(税込)
※楽天市場でダイヤモンド会員、もしくはプラチナ会員であれば無料
楽天ETCカードの年会費を無料にする条件は、dカードに比べて難しいです。しかし、普段から楽天市場の利用が多くプラチナ会員以上のランクを保っている方なら、無料を維持することができます。
ランク | 獲得ポイント数(過去6ヶ月) | ポイント獲得回数(過去6ヶ月) |
---|---|---|
シルバーランク | 200ポイント | 2回以上 |
ゴールドランク | 700ポイント | 7回以上 |
プラチナランク | 2000ポイント | 15回以上 |
ダイヤモンドランク※ | 4000ポイント | 30回以上 |
※ダイヤモンドランクの場合は楽天カードを保有していることも条件
また、楽天カードを楽天市場で利用すると通常のお買い物ポイントが3倍~最大15.5倍になります。
さらに、貯まった楽天ポイントは、楽天グループのサービスで利用できる他、街中の加盟店でも幅広く使えるので使い道は豊富です♪
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ETCカードは大きくわけて2種類
ETCカードには大きくわけて2種類あります。
- クレジットカード付帯ETCカード
- ETCパーソナルカード
簡単に言うと「クレジットカード付帯ETCカード」は、クレジットカードを持っている人が利用できるカードじゃ。
っで「ETCパーソナルカード」は、クレジットカードを持っていなくても利用できるカードじゃ。
2つのカードを具体的に解説します。
クレジットカード付帯ETCカードとは?
クレジットカード付帯ETCカードとはクレジットカード会社が発行するETCカードのことです。
では、クレジットカード会社が発行するETCカードにはどのようなものがあるのか?というと
- クレジットカードとETC機能が一体化した「一体型カードタイプ」
- クレジットカードとは別にETC専用カードが取得できる「追加カードタイプ」
一体型カードタイプとは?
一体型カードタイプは、クレジットカードにETCカードの機能が備わっており、1枚のカードとなります。ショッピングの支払いもできますし、ETC車機器に挿し込めばETCカードとしても使えます。
追加カードタイプとは?
追加カードタイプは、クレジットカードとは分離しており、紐づいてあるクレジットカードと同じ口座から引き落としされる仕組みになっています。
また、ETCカードの年会費や発行手数料は、クレジットカード会社によって様々です。後ほど年会費・手数料が一切かからないクレジットカードをご紹介しますね♪
ETCパーソナルカードとは?
ETCパーソナルカードとは「東・中・西日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社の6社が共同発行するETCカード」のことです。
ETCパーソナルカードは、クレジットカード付帯ETCカードと違い、クレジットカードを持っていなくても利用できるカードです。
ただし、ETCパーソナルカードを作るには、保証金(デポジット)を預ける必要があり、保証金は「平均月間利用額の4倍」です。
また、利用金額は、設定した銀行口座から1ヶ月単位で引き落とされます。さらに年会費も1,257円(税込・2020年8月時点)必要になるため、クレジットカード付帯ETCカードよりも維持する条件が厳しくなります。
ETCカードは「クレジットカード付帯ETCカード」がおすすめ
ETCカードには2種類ありますが、ETCカードを作るなら間違いなく本記事でも紹介した「クレジットカード付帯ETCカード」がおすすめです。
そのメリットとしては以下の2つ。
- 年会費無料でETCカードが持てる
- クレジットカードのポイントが貯まる
具体的に理由を解説していきます。
年会費無料でETCカードが持てる
クレジットカード付帯ETCカードは、年会費無料で使えるもがあります。ETCの年会費も発行手数料もかかりません。
また、クレジットカード会社によっては、条件付で無料になるものもありますが「年1回の利用で無料」といった比較的緩い条件がほとんどです。
ETCパーソナルカードは「年会費+保証金(月間利用額の4倍)」の支払いが必要になりますが、クレジットカード付帯ETCカードは、維持コスト0円(もしくは条件達成で0円)で安心して利用できるのが最大のメリットでしょう。
クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカード付帯ETCカードの支払いは、付帯するクレジットカードで行われるため、ETC利用金額に応じてクレジットカードのポイントを貯めることができます。
つまり、実質安く有料道路を利用することができるので節約にもなりますね♪
さらに、ETCカード独自のポイント「ETCマイレージ」も貯めることができ、ポイント2重取りも可能です。
詳細ETCマイレージサービス
クレジットカード付帯ETCカードの作り方
クレジットカード付帯のETCカードを作るには大きく2つの方法があります。
追加発行 | 既に持っているクレジットカードのETCカードを追加で申し込む |
---|---|
同時発行 | 新しくクレジットカードを作る時に、同時にETCカードも申し込む |
また、申し込み方法は、各クレジットカードの公式ページから申し込むことになります。
学生でもETCカードは作れる
学生でも申し込めるクレジットカードであれば、追加カードとしてETCカードを発行することができます。
また、未成年者の方も「高校生を除く18歳以上の方」というような申し込み条件であればETCカードを発行することができるので安心してください♪
ETCカードを利用する方法
ETCカードを初めて持つという方は「ETCカードは作れたが導入方法がわからない・・・」「初めてだからゲートが閉まってこないか不安・・・」という方も多いでしょう。
ここでは、ETCカード導入にあたって安心して利用するための方法をまとめておきます。
ETCを利用するには「ETC車載器」が必要になる
ETCを導入するには以下の2つが必要になります。
- ETC車載器
- ETCカード
そして、ETC車載器の種類は3つ。
2ピースタイプ | 送信アンテナとカードリーダーが1つになったタイで、ダッシュボード上の無線通信の支障とならない場所に取り付ける。 |
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3ピースタイプ | アンテナとカードリーダーを別々に付けるタイプで、車内のどこでも取り付け可能。目立たない場所に設置すれば盗難防止にもなる。 |
ビルトインタイプ | 新車を購入する際に、自動車とETC車載器が一体化されているタイプ。 |
詳細ETC車載器について
ゲートが閉まってこないか不安な人は有効期限をチェックすること
初めてETCを取り付けてゲートを通過する時はヒヤヒヤするものです。
そこで、安心安全にETCゲートを通過するためにチェックてほしいことが「クレジットカードの有効期限」です(ETCカードの有効期限は、紐づけているクレジットカードの有効期限とほぼ一致しているはずです)
もし有効期限切れのETCカードと気づかずゲートを通過すると、ゲートが閉まってしまう恐れがあるので危険です。必ず有効期限をチェックしておきましょう。
まとめ
ETCカードを選ぶ時のポイントは2つ。
- 年会費・手数料無料であること
- クレジットカード付帯ETCカードであること
本記事で紹介したクレジットカード本体は、すべて年会費無料ですし、ETCカードの維持費もかかりません(一部条件付で無料)
また、クレジットカード付帯ETCカードなら、クレジットカードのポイントも貯まるため、実質通行料が安く済むのもメリットの一つです。
是非この機会に本記事で紹介したお得なクレジットカード付帯ETCカードを検討してみてはいかがでしょうか♪
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- 初年度無料
- 2年目以降は550円(税込)※年に1度でもETCを利用すると無料
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- 年会費550円(税込)
- 楽天市場でダイヤモンド会員、もしくはプラチナ会員であれば無料