三井住友カードのメリット・デメリットを解説

三井住友カードの基本情報

項目	内容
年会費	初年度無料(2年目以降1,250円 税抜)
家族カード	初年度無料※2年目以降条件付き無料
ETCカード	・500円(税抜)初年度年会費無料 ・年会費割引 ・年間1回以上のETCカード利用で翌年度年会費無料
申し込み条件	満18歳以上の学生の方（高校生は除く）
国際ブランド	・VISA ・Master Card
基本還元率	0.5% (200円につき1ポイント 1ポイント＝1円相当)
主な還元率アップ特典	・コンビニやマクドナルドでポイント5倍 ・年間利用額に応じて還元率がアップ ・ポイントUPモール経由で還元率がアップ
貯まるポイント	Vポイント
ポイント有効期限	獲得月から2年間
マイル	ANAマイルなど
付帯保険	・海外旅行傷害保険 ・ショッピング保険
電子マネー	・iD ・PiTaPa ・WAON ・Visa payWave

 

三井住友カードは、三井住友が発行している銀行系カードです。

 

カードデザインも2020年2月以降一新されシンプルなものとなりました。

 

また、年会費についてはインターネット入会で初年度無料。2年目からは1,250円(税抜)かかりますが、条件付きで年会費が「無料・半額・割引」になります(条件の詳細については後ほど解説します)

三井住友カードのメリット

三井住友カードのメリットは、以下の6つ。

 

各メリットを具体的に解説していきます。

セキュリティが業界最高水準

三井住友カードは、世界最高水準の不正利用検知システムを導入しています。

 

24時間365日体制で「不審なカード利用をしていないか？」などをチェックしており、万が一のことがあってもオペレーターがいつでも対応してくれるので安心・安全に利用できます。

 

また、不正利用が発生した場合でも、紛失・盗難の届日から60日前までさかのぼって損害を補償してくれます。

コンビニ・マクドナルドでいつでもポイント5倍

三井住友カードは、主要コンビニ3社とマクドナルドで、いつでもポイント5倍(還元率2.5%)になります。

 

また、対象の支払い方法は以下の4つ。

 

・クレジットカード払い
・Visaタッチ決済
・iD(一体型、携帯型、専用カード)
・Apple Pay、Google Pay

 

どの支払い方法でもポイント5倍になります。

選んだ3つの店でポイント2倍

3つの店を選び、そのお店でカード利用するとポイント2倍になります。

 

コンビニ・スーパー・ドラッグストア・ファーストフードなど、約60店舗が対象で、3つを選択するだけ。

 

例えば、対象店舗には以下のような店があります。

 

ジャンル	店名
コンビニ	・デイリーヤマザキ ・セイコーマート ・ポプラ など
スーパー	・ライフ ・西友 ・イズミヤ など
ドラッグストア	・マツモトキヨシ ・ココカラファイン ・クリエイト など
カフェ・ファーストフード	・スターバックス ・すき家 ・モスバーバー など

 

対象店舗は以下のリンクより確認できます。

 

詳細選んだお店でポイント+0.5%還元！

ポイントUPモールでポイント最大19倍

三井住友カードが運営するショッピングモール「ポイントUPモール」を活用するとポイント最大19倍になります。

 

ポイントUPモールには、amazonや楽天市場などの人気ショップがたくさんあり、これらのショップを経由して普段通り買い物するだけでポイントUPします♪

いつも買い物をするショップへアクセスする前に、ポイントUPモールを経由するだけですから簡単ですね♪

ココイコでポイント最大20倍

ココイコでは、ポイントやキャッシュバックがもらえます。還元率はショップごとに異なりますが、ポイント最大20倍の店舗もありますよ♪

 

使い方はとってもシンプル。

 

スマホにも対応しているのでお店の中でエントリーも可能です。エントリー回数に制限はなく、エントリーしたからといって絶対に買う必要もありません。

 

また、エントリーしてから有効期限が切れても、再度何度でもエントリー可能です。

詳細ココイコ！

決済手段が豊富

三井住友カードは、様々な決済手段に対応しています。

 

自分のライフスタイルに合わせられるので、とっても便利です♪

 

また、サインや暗証番号が不要な「タッチ決済(非接触決済)」にも対応しています。下記画像の赤枠のリップルマークが目印です。

 

カード本体でも専用端末にかざすだけで決済できるのでスムーズな決済が可能です♪

三井住友カードのデメリット

三井住友カードのデメリットは、以下の2つ。

 

各デメリットを具体的に解説していきます。

2年目以降年会費がかかる

三井住友カードは、初年度こそ無料ですが、2年目以降は年会費1,250円(税抜)がかかります。年会費を気にせず使いたい人にはデメリットですね。

 

しかし、条件を満たすことで年会費が無料・半額・割引してもらえます。その条件というのは以下の3つ。

 

マイ・ペイすリボ利用で無料

マイ・ペイすリボを利用すると翌年度の年会費が無料になります。(マイ・ペイすリボというのは、リボ払いのこと)

 

無料になる条件は以下のとおり。

 

2021年1月まで	・年1回カード利用する ・マイ・ペイすリボに登録
2021年2月以降	マイ・ペイすリボに登録後、年1回以上リボ払い手数料を発生させる

 

(2021年２月以降は「マイ・ペイすリボの登録」から「マイ・ペイすリボに登録後、年1回以上リボ払い手数料を発生させる」に変更されました)

 

詳細マイ・ペイすリボ

カード利用金額に応じて無料・半額

前年度の利用金額に応じて翌年度の年会費が無料・半額になります。

 

前年度の利用金額	年会費
300万円以上	無料
100万円～300万円	半額

WEB明細書サービスにすると500円割引

WEB明細書サービスにすると500円割引されます。

 

リボ払いはしたくない、カード利用金額も最低100万円なんて無理・・・という方は、WEB明細書サービスがおすすめです。500円割引されるだけで月60円ちょっとの出費に抑えることができますからね♪

 

ちなみに、WEB明細書サービスというのは郵便で届く紙の利用明細書をやめて、ネットから利用明細が見れるサービスのことです。

基本還元率が高くない

三井住友カードの還元率は0.5%と、高くありません。

 

今では年会費無料で還元率1.0%のクレジットカードが登場しているため、それらのカードと比較すると0.5%は物足りなさがあります。

三井住友カードは「ステータス性」や「付帯保険」を重視しているので、ポイントをガンガン貯めたい！という人には不向きでしょう。

 

三井住友カードで貯まる「Vポイント」の上手な使い方

三井住友カードで貯まるVポイントの上手な使い方は以下の4つ。

 

具体的に解説していきます。

他社ポイントに交換

Vポイント単体では使い道はありませんが、街中やネットショップでも使いやすい、4大共通ポイント「楽天ポイント・Tポイント・Pontaポイント・dポイント」に交換することができます。

 

他にも、様々なポイントへ交換できます。

交換先	必要ポイント	交換先ポイント
楽天ポイント	500P	350P
Tポイント		400P
nanacoポイント
WAONポイント
楽天Edy
Pontaポイント
Gポイント
ベルメゾンポイント
カテエネポイント
dポイント		500P
ビックポイント
ゴールドポイント
ジョーシンポイント

※交換レートは変動する場合があるので現在のレートを確かめたい場合は下記よりご参照ください。

 

詳細三井住友カード ポイントの交換

オンラインギフトに交換

Vポイントは、Amazonなどで使えるオンラインギフト券にも交換できます。交換したいポイントがなければギフト券に交換するのもおすすめ♪

 

交換できるギフト券には以下のようなものがあります。

交換先	必要ポイント	交換先ポイント
Amazonギフト券	500P	400円分
Google Playギフトコード
App Store & iTunesギフトカード

キャッシュバック(カード支払い金額に充当)

Vポイントは、クレジットカードの支払い金額に自動的にキャッシュバック(充当)できます。

 

2021年3月1日からVポイント交換景品の「iDバリュー」と「キャッシュバック」が統合して、新たに「＜新＞キャッシュバックサービス」が誕生しました。

 

交換レートは1ポイント＝1円分なので、無駄なく交換できるので、カード利用料金を節約したい方におすすめでしょう♪

 

詳細Vポイント交換「iDバリューに充当」および「キャッシュバック」サービスリニューアルのお知らせ

ふるさと納税に使う

ふるさと納税とは、ふるさとや、応援したい各自治体に寄附することで「お礼の品」が頂ける上に、確定申告すれば最大8,000円の控除が受けられる仕組みです。
※税控除の適用には様々な条件があります。

 

三井住友カードの審査基準

三井住友カードの申し込み資格は、以下のようになっています。

 

満18歳以上の方（高校生は除く）
未成年の方は親権者の同意が必要です。

三井住友カード｜三井住友VISAカード

申し込み条件は18歳以上(高校生は除く)であれば誰でも作れるので、学生や主婦の方でも申し込み可能です。

 

さて、審査基準はというと？三井住友カードは他の信販系カードや流通系カードに比べて「審査基準が厳しい」と言われています。

 

※審査難易度は独自に調査したものです。

系統	通過率	可能性
銀行系	約48％	低い
交通系	約73％	普通
信販系	約75％	普通
流通系	約80％	高い

 

ただしカードの種類によって審査基準は変わってきます。以下の表はあくまで目安です。

 

※審査難易度は独自に調査したものです。

カード名	必要な年収目安
三井住友デビュープラスカード	0～100万円
三井住友カード(一般カード)	100～200万円
三井住友プライムゴールドカード	200～300万円
三井住友ゴールドカード	300万円以上

 

三井住友デビュープラスカードより、ややハードルは高くなりますが、普通に仕事をしていて収入があれば審査通過する可能性は高いでしょう。

 

ここでは、三井住友カードの審査に通過するコツを解説しておきます。審査通過するコツは以下の4つ。

 

キャッシング枠なしで申し込む

キャッシング枠を設定することは悪いことではありませんが、キャッシング枠なしで申し込んだ方が審査通過しやすいです。

 

というのも、よくある審査落ちの原因に「キャッシング枠の設定上限を高くし過ぎて審査落ち」というものがあります。これは設定した金額によって返済能力が疑われるため、審査が難しくなるからです。

 

特に収入のない専業主婦(主夫)の方は、キャッシング枠を0円に設定して申し込んだ方が無難。

 

もし、どうしてもキャッシング枠を付けたい場合はカード発行後にキャッシング枠付与申請をするといいでしょう。

多重申込はしない

短期間のうちに複数のクレジットカードに申し込むと審査通過が難しくなるので、多重申込はしないようにしましょう。

 

これは「お金に困っている人？」「不正利用するのでは？」と判断されてしまうからです。

 

申し込み履歴は6ヶ月残るので、2枚以上作りたい方は、6ヶ月間隔で申し込むようにしましょう。

他社カードで支払い延滞していないか確認する

他社カードで、支払い延滞している場合は、きちんと返済してから申し込むようにしましょう。支払い延滞している状態で申し込むと「返済能力がない人」と判断され審査通過が難しくなります。

 

過去のクレジットカード利用履歴は、個人信用情報機関にすべて記録されており、カード会社同士で共有されているので隠すことはできません。

 

自分の支払い状況の確認は以下で開示請求できます。

 

個人信用情報期間(CIC・JICC・KSCの詳細)

株式会社シー・アイ・シー（CIC）	全国の主要クレジット会社など39社の共同出資による信用情報機関
株式会社日本信用情報機構（JICC）	消費者金融系の信用情報機関が母体となって設立された信用情報機関
全国銀行個人信用情報センター(KSC)	銀行の信用情報機関・銀行系のクレジットカードが利用

申し込み内容は正確に！虚偽申告しない

申し込み内容は、嘘偽りなく正確に書きましょう。

 

もし、名前や勤務先などの情報に嘘が発覚した場合は、審査に落ちるだけでなく、社内ブラックに入ってしまう可能性もあります。一度社内ブラックに入ってしまうと二度と、そのカード会社に申し込めなくなるので要注意です。

 

また、ただの記入ミスであっても、提出書類との矛盾が生じ「虚偽申告」と判断されてしまう可能性もあるので、こちらも要注意です。

 

ちなみに虚偽内容と、悪質度合いの目安は以下のとおり。

 

虚偽内容	悪質度合い
氏名	かなり重要
勤務先	かなり重要
借入状況	かなり重要
住所	重要
電話番号	重要
年齢	重要
メールアドレス	少し

三井住友カードの締め日・支払日

三井住友カードの締め日・支払日は以下の2つから好きな方を選択できます。

 

締め日	支払日
毎月15日	翌月10日
月末	翌月26日

 

15日締めの場合は、翌月10日払いになります。

 

月末締めの場合は、翌月26日払いになります(基本的にはこのパターン)

まとめ

最後に三井住友カードのメリット・デメリットをまとめます。

 

 

三井住友カードは、セキュリティが強く、銀行系カードなだけあってステータス性も高いクレジットカードです。

 

基本還元率は0.5%と高くないものの、還元率がアップする特典が充実しており、上手に活用すれば効率よくポイントを貯めることもできますよ♪

三井住友カードの総合情報

申し込み資格	満18歳以上の学生の方（高校生は除く）
国際ブランド	・VISA ・Master Card
審査・発行	最短翌営業日
年会費(本人)	初年度	オンライン入会で無料
	2年目以降	1,250円(税抜)
年会費(家族カード)	初年度	無料
	2年目以降	400円(税抜)
限度額	ショッピング	限度額　10～80万円
	キャッシング	限度額　10～80万円
ETC	・500円(税抜)初年度年会費無料 ・年会費割引 ・年間1回以上のETCカード利用で翌年度年会費無料
締日／支払日	15日締め／翌月10日払い、もしくは月末締め／翌月26日払い
支払い方法	1回払い／2回払い／ボーナス一括払い／リボ払い／分割払い
追加可能カード	・ETCカード ・家族カード
電子マネー	・iD ・PiTaPa ・WAON ・Visa payWave
ポイント交換	・共通ポイント移行 ・キャッシュバック ・景品交換 ・ANAマイル移行 ・ギフト券交換
ポイント付与	200円＝1ポイント
ポイント還元率	0.5％～0.65％（iDバリュー交換時）
ポイント有効期限	獲得月から2年間
マイル付与率	ANA　アリタリア航空　 シンガポール航空
マイル付与率	100ポイント→300マイル （1ポイント＝3マイル）
マイル還元率	0.6％～0.78％
マイレージ移行期間	-
マイレージ移行手数料	無料
海外旅行保険	死亡・後遺傷害	最高2,000万円 ※自動付帯300万円＋利用付帯1,700万円の合算額
	傷害治療費用	最高50万円
	疾病治療費用	最高50万円
	救援者費用	最高100万円
	賠償責任	最高2,000万円
	携行品損害	最高15万／1旅行
国内旅行保険	死亡・後遺傷害	-
	入院費用	-
	手術費用	-
	通院費用	-
ショッピング保険	・最高100万円 ・90日間 ・自己負担額1事故3,000円。 (海外での利用・リボ払い・分割払い(3回以上)が対象)
その他	紛失・盗難補償