「クレジットカードで上手にポイントを貯めるコツが知りたい」
「ポイントが貯まりやすいクレジットカードってどれ?」
クレジットカードを利用するとポイント還元されます。ただ、ポイントの貯めたかにはコツがあり使い方次第では、ポイントを数倍にアップさせることもできます♪
そこで本記事では、クレジットカードでポイントを効率よく貯める方法や、貯めたポイントの上手な活用法、注意点などを解説していきたいと思います。
目次
クレジットカードで効率よくポイントを貯める方法
クレジットカードで効率よくポイントを貯める方法は大きく4つ。
- 還元率が高いカードを選ぶ
- メインとなるカードを決める
- ポイントアップサイトなどを活用する
- 固定費をカード払いする
具体的に解説します。
還元率が高いカードを選ぶ
クレジットカードは利用額に応じてポイントがもらえます。効率よくポイントを貯めるなら基本還元率1.0%以上のカードがおすすめ!
以下の表は、クレジットカードの還元率目安です。
基本還元率 | 目安 |
---|---|
0.5% | 一般 |
0.75% | 一般よりやや高い |
1.0% | 高い |
1.2~1.5% | 非常に高い |
還元率1.0%以上のカードは高還元率カードと呼ばれており、一般的な還元率0.5%のカードよりもポイントが2倍も早く貯まります。
いつでも、どこでも還元率が高いので、初心者の方が効率よくポイントを貯めるなら高還元率カードを選ぶといいでしょう♪
メインとなるカードを決める
クレジットカードは複数枚持てますが、まずはメインとして使用するカードを1枚決めましょう。
お買い物をメインカードに集中させることで、貯まるポイントが分散せず1つにまとまるので効率よくポイントを貯めることができます。
メインカードには、先ほど解説した還元率が高いカードを選ぶといいでしょう♪
また、店舗によってはメインカードよりもポイントが貯まりやすいカードもあります。よく利用する店舗があるなら、その店舗で利用するためのサブカードを作っておき、メインカードと使い分ければ、より効率よくポイントが貯めることができます。
ポイントアップサイトなどを活用する
カード会社が運営するポイントアップサイトや、特定のサービスを利用することで、通常よりも多くのポイントを獲得することができます。
例えば、三井住友カードではポイントUPモールを経由することで、Amazonや楽天市場で還元率がアップします。他にも、楽天市場では楽天カードを使うと還元率がアップするなど、カード会社のサービスを使うことでも付与されるポイントを増やすことができます。
持っているカード、もしくはこれから持ちたいカードが「どこで使うと還元率がアップするのか?」チェックしておきましょう。
固定費をカード払いする
毎月決まった支払いをしている固定費を、カード払いにするだけで自動的にポイントを貯めることができます。
固定費には以下のようなものがあります。
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- スマホ代
- ネット代
- 国民年金
など
「クレジットカードは使い過ぎてしまう・・・」という方なら「固定費だけクレジットカードで支払う」というのもありです♪使い過ぎる心配もなく、毎月自動でポイントが貯まるのでおすすめです。
生活や遊びでも積極的にカード払いする
生活や遊びでも積極的にカード払いすることで、さらにポイントが貯まりやすくなります。
例えば、以下のような場面では、ポイントが貯まりやすいので積極的に使っていきましょう。
- 食料品や日用品をカード払いする
- コンビニでカード払いする
- 複数人が集まる場でカード払いする
- 旅行費をカード払いする
具体的に解説します。
食料品や日用品をカード払いする
生活において欠かせない食料品や日用品の買い出しをカード払いすることでほぼ毎日ポイントを貯めることができます。
特に、大手スーパーでは、ほとんどクレジットカード決済に対応しているので積極的にカード払いしていきましょう♪
また、カード利用明細が家計簿代わりになるので日付、利用先、利用金額が瞬時にわかるのもメリットですね♪
コンビニでカード払いする
ちょっとした買い物や支払いが多いコンビニでカード払いすればコツコツポイントを貯めることができます。
一昔前では「コンビニでカードを使うのは恥ずかしい…」「少額だから現金でいい」という人も多かったのですが、今ではタッチ決済(カードを端末にタッチするだけで決済できるシステム)の導入や、スマホ決済の普及でポイント還元の意識が高まりカード払いする人も増えてきました。
また、クレジットカードでもコンビニのような少額決済では「サイン不要」なので、現金払いするよりスムーズに決済することもできます♪
コンビニでお得になる年会費無料カードをまとめています。
複数人が集まる場でカード払いする
複数人が集まる場というと「飲み会」「ママ友ランチ」「カラオケ」などですね。1人の代金よりも3~4人の代金をまとめてカード払いすればガッツリポイントを貯めることができます。
例えば、1人分の代金が3,000円でも、4人なら12,000円になるので還元率1.0%のカードであれば一撃120円分ものポイントを貯めることができます。
「まとめて払っておく」と伝えれば自然ですし、後で人数分の現金を回収すればOK!
旅行費をカード払いする
旅行費というと「新幹線代」「飛行機代」「ホテル代」「飲食代」「お土産代」などですね。旅行ではたくさんお金を使うため超ガッツリポイントを貯めることができます。
例えば、2人で旅行した場合、どれほどポイントが貯まるのかを簡単に計算すると以下のようになります。
項目 | 代金 | 貯まるポイント |
---|---|---|
新幹線代※往復 | 50,000円 | 500P |
食事代 | 30,000円 | 300P |
ホテル代 | 50,000円 | 500P |
雑費 | 15,000円 | 150P |
合計 | 145,000円 | 1450P |
1回の旅行で2人分なら1,450ポイントも貯まります。シーズンが変わる3ヶ月に1回の旅行なら年間で4,350ポイントにもなります。
貯めたポイントの上手な活用法
貯めたポイントは、他社ポイントや、商品に交換することができます。しかし、交換先によっては還元率が下がる場合もあるので注意しなければなりません。
そこで、貯めたポイントの上手な活用法としておすすめするのが以下の4つ。
- 加盟店で直接使う
- ギフト券に交換
- 電子マネーに交換
- 4共通ポイントに交換
具体的に解説します。
加盟店で直接使う
クレジットカードで貯めたポイントはコンビニや飲食店などの加盟店で1ポイント1円分として直接使うことができます(貯まるポイントによっては交換が必要な場合もある)
交換レートを下げることなく使えるので損なく使いたい人におすすめです♪
また、もらうポイントによっては「期間限定ポイント」という期限が大幅に短いポイントもあります。そんな時は加盟店で小まめに使うと効果的ですね♪
ギフト券に交換
ギフト券とは、いろんな店舗で利用できる「紙の有価証券」です。他にも共通の商品券・図書カード・QUOカードなどがあります。
ギフト券の有効期限は恐ろしく長いので(10年ぐらい)、貯めたポイントの有効期限が切れそうな時はギフト券に交換するといいでしょう♪
ただし、ポイントによって交換レートが異なるので、なるべく交換レートが下がらないものに交換するのがおすすめ。
電子マネーに交換
クレジットカードで貯まるポイントは、電子マネーへのチャージに利用することができます。
ポイントを電子マネーへチャージすることで以下のようなメリットがあります。
- ポイントでチャージして、利用でまたポイントが貯まる
- 使える幅が広がる
電子マネーは利用ポイントも獲得できるので+αの価値が発生します。また、使える幅が広がるのも嬉しいメリットですね♪
あなたがよく使っている電子マネーが交換先にあるかどうか、チェックしてみましょう。
4共通ポイントに交換
使っているクレジットカードで貯まるポイントでは使い道がない・・・という場合は、他社ポイントに交換することができます。そこでおすすめの交換先が4大共通ポイント。
4大共通ポイントとは「楽天ポイント」「dポイント」「Pontaポイント」「Vポイント」のことで、これらのポイントに交換すれば、コンビニ・ドラッグストア・スーパー・飲食店など、あらゆる場所で使うことができるので非常に便利!
また、普段から貯めているポイントに4大共通ポイントがあれば、1つにまとめてしまうのもおすすめです♪
ポイントの有効期限を把握しておく
クレジットカードで貯まるポイントはカード会社ごとに定められた「有効期限」があります。この有効期限までに使わないと1円の価値もなくなってしまうので気をつけたいところですね。
ここではクレジットカードのポイント有効期限について詳しく解説しておきます。
ポイントの有効期限っていつまで?
カード会社によって様々ですが平均的なポイント有効期限は1年~2年が多いです。中には3年~5年と長いものもあります。
また、ポイントを獲得したり使ったりすることで有効期限が延長される「実質無期限」というものもあります。
例えば、楽天カードで貯まる楽天ポイントは、最終獲得日から1年間が有効期限ですから、カードを使い続けている限り実質無期限でポイントを貯めることができます。
無期限のポイントも存在する
ほとんどのポイントには有効期限が設けられていますが、中には無期限のポイントも存在します。
例えば、クレディセゾンが発行するセゾンカードで貯まるポイントは「永久不滅ポイント」といって、一生有効期限が切れません。
無期限のポイントは、じっくり自分のペースで貯めることができるのが特徴です。
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「有効期限のあるカード」と「無期限のカード」のメリット
- 安心して貯めたいなら「無期限のカード」
- さらに得する可能性があるのは「有効期限のあるカード」
無期限のカードは有効期限がないので安心して貯めていけます。
一方、有効期限のあるカードは「さらに得する可能性がある」とはどういうことか?というと有効期限で失効してしまった会員のポイントを、他の会員に還元される可能性があるということです。
例えば、有効期限のあるカードを100人中100人がポイント交換するかと言うとそうでもありません。使うのを忘れてしまう人、貯まっていることすら気付いてない人など100%失効させず全員が交換するなんてありえないでしょう。
そして失効したポイントはカード会社の利益となります。
仮に付与したポイントが50%失効した場合、その分をカード会社の利益にせず消費者に還元すれば「現在の還元率を2倍」にすることもできます。その方が魅力的なカードとアピールできますし、結果利用者増大に繋がります。
もちろんカード会社が「分け与える」と判断した場合という話ですから絶対ではありませんが。
注意点!ポイントを貯めることを目的にカード払いしないこと
クレジットカードで効率よくポイントを貯める方法を解説してきましたが、貯まるポイントはあくまで「おまけ」です。ポイントを貯めることを目的にカード払いしていると自分の収入以上のお金を使ってしまうので注意しておきたいところ。
そこで、カードを使い過ぎないようにする防止策をまとめておきました。
使い過ぎ防止策は以下の4つ。
- 利用明細を毎月チェックする
- 一括払いしか使わない
- クレジットカードを財布に入れない
- カードの限度額を強制的に下げる
具体的に解説します。
利用明細を毎月チェックする
利用明細を毎月チェックすることでカードによる使い過ぎを防止できます。その理由として以下の3つが挙げられます。
- どれだけカード払いしたかわかる
- 次回の引き落とし金額がわかる
- 金銭感覚が鈍らない
カード払いは、その時お金がなくても決済できるので、どれだけ高額な買い物をしても金銭感覚は鈍っていくものです。
しかし、利用明細をチェックすることで「自分がどれだけカード払いしたのか?」「次の引き落とし日にいくらお金を払わなければいけないのか?」が把握できるので金銭感覚が鈍ることはありません。
結果、使い過ぎを防止できるというわけです。
一括払いしか使わない
一括払いしか使わないと決めておけば使い過ぎを防止できます。
クレジットカードには大きくわけて「一括払い・2回払い・ボーナス一括払い・分割払い・リボ払い」がありますが、ここで使い過ぎると恐ろしいのが毎月の返済がのしかかる「分割払い」「リボ払い」です。
分割払いやリボ払いは毎月の返済額が少なくなるので気がついたら「未払い残高が膨らんでいた」というのもよくあるパターンです。また、分割払いやリボ払いは「手数料」もかかるので、最終的に購入した金額より高い金額を払わなければいけなくなるのもデメリットです。
その点、一括払いなら未払い残高が膨らむこともなければ、手数料も発生しないので安心です。
分割払いもリボ払いも計画的に利用すれば便利なものじゃ。
じゃが、あれもこれも分割払い、リボ払いしてると首が回らんくなるぞ。
クレジットカードを財布に入れない
クレジットカードを財布に入れなければ、そもそも使えないので使い過ぎを防止できます。
それではクレジットカードの意味がないのでは?と思うかもしれませんが、カードを固定費(公共料金やスマホ代など)の支払いだけに使用するという方法もあります。
固定費の支払いは「クレジットカード経由の銀行振替」みたいなものですから持ち歩く必要はないですし、どうしても財布に入れておきたいなら生活に必要なものだけ使うと決めておけば無駄遣いは減ります。
カードの限度額を強制的に下げる
カードの限度額を強制的に下げることで使い過ぎを防止できます。
限度額というのは「××万円までなら利用できる」という上限金額のことです。例えば、上限額50万円に設定していた場合、50万円以上はクレジットカード決済が強制的にできなくなります。
これを10万まで強制的に引き下げてしまいます。
上限金額の設定はカード裏面に記載されている電話番号に電話して「限度額を下げてください」と伝えるだけですから数分で終わります。
どうしても使い過ぎてしまう方はこれが一番効果的でしょう。自分で決めた金額以上は決済できないのですから使い過ぎることは絶対にありません。
まとめ
クレジットカードで効率よくポイントを貯める方法をまとめます。
- 還元率1.0%以上のカードを選ぶ
- メインカードを決めて貯まるポイントをまとめる
- カード会社ごとの還元率がアップする特典を利用する
- 固定費をカード払いする
- 生活や遊びの中で積極的にカード払いする
特に、効率よくポイントを貯める第一歩は「還元率1.0%以上のカード」が必須です。いつでも、どこでも高還元率ですから初心者の方でも効率よくポイントを貯めることができますよ♪
また、有料カードは年会費がかかってしまうので、お得にポイントを貯めたいなら年会費無料カードがおすすめです♪
還元率が高く年会費無料のおすすめカードは以下の3枚。
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