楽天カードの中でも最高ランクのクレジットカードが「楽天ブラックカード」です。
当然、ブラックカードというだけあって、通常のカード入手方法とは違います。では、楽天ブラックカードは、どのように入手するのか?
本記事では、楽天ブラックカードの入手条件を、インターネット上の情報や、口コミなどから推測し、招待を受けるための5つのコツを考察してみました。
目次
楽天ブラックカードの基本情報
年会費 | 3,3000円(税込) |
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基本還元率 | 1.0% |
楽天市場での還元率 | 5.0% |
家族カード | 無料(2枚まで) |
海外旅行保険 | 最大1億円 |
利用可能額 | 300万円~1,000万円 |
楽天ブラックカードで受けられる主な優待サービスには以下のとおり。
- 楽天市場でポイント5.0~6.0%
- 海外・国内のホテル予約や、レストランの予約(コンシェルジュサービス)
- 楽天プレミアムが1年間無料※1
- プライオリティ・パスに無料で入会できる※2
- 海外旅行保険が最大1億円
※1、楽天グループのお得な特別会員プログラム(楽天市場の送料分相当をポイントで還元や、送料無料の場合はポイントが2倍になるなどの特典)
※2、空港ラウンジが無料で利用できるパス(同伴者2名まで無料)
楽天カードの最高ランクカードだけあって、様々な特典が豪華になります。
楽天ブラックカードを入手するには招待が必要
楽天ブラックカードは、楽天カードのように自分から申し込みができない「招待制(インビテーション)」のクレジットカードです。
楽天のカード会社から「楽天ブラックカードを持ってみませんか?」という招待状が届いて、初めて申し込みすることができます(例外で自分から申し込むことも可能。後ほど解説します)
招待状を入手するには?
楽天ブラックカードの招待状を入手する方法ですが、残念ながら楽天カード側では非公開となっています。
ここからはインターネット上の情報(入手したという口コミや入手方法)から予測するしか方法はありません。
楽天カードが発行しているクレジットカードを持っており、しっかり利用していることが大前提となるじゃろう。
楽天カードには、基本的に通常、ゴールド、プレミアムとあるが、まずは楽天カードを作ることからスタートじゃな。
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楽天グループの「優良顧客」が重視される傾向
楽天ブラックカードは、楽天グループのヘビーユーザーに招待状が届く傾向にあるようです(楽天グループには、楽天市場や、楽天トラベルなど様々なサービスがあります)
ブラックカードの多くは「利用額」が重要視されますが、楽天ブラックカードは、利用額だけでは可能性は低いと推測(インターネット上の情報や口コミから)
楽天ブラックカードの招待を受ける5つのコツを考察
口コミや、Twitterなどから入手した方の情報を拾い、招待を受けるコツを考察しました。目安としてご参考までに。
- 楽天ゴールドカードor楽天プレミアムカードを利用しまくる
- 楽天のサービスを利用しまくる
- 楽天トラベルのヘビーユーザーはチャンスあり
- 利用限度額を300万円以上にする
- 楽天ポイントクラブでダイヤモンド会員をキープしておく
具体的に解説していきます。
楽天ゴールドカードor楽天プレミアムカードを利用しまくる
楽天ブラックカードの招待を受けるには、上位カードの楽天プレミアムカードが必須という情報が多くありますが、中には、楽天ゴールドカードでも入手している事例があります。
口コミの情報ですが、楽天ゴールドカードで年間400~500万円継続して利用した方が楽天ブラックカードを入手しています。
- 楽天カード(通常)3年ほど利用
- 楽天ゴールドカード2年ほど利用
また、カードの使用用途は、ほとんどが楽天のサービス(楽天市場やトラベルなど)という。
このことから、必ずしも楽天プレミアムカードが必須というわけではなく、楽天ゴールドカードでも招待状が届くようです。
楽天ブラックカード
楽天プレミアムカード
楽天ゴールドカード←ここでも招待される
楽天カード
(下位)
現在楽天カードを保有されている方で、楽天市場をよく利用するなら、楽天ゴールドカードを作った方がポイントも貯まりやすく、楽天ブラックカードの招待状も届く可能性があります。※楽天ゴールドカードの年会費は2,200円(税込)
- 年間100万円~200万円利用して、それを10年以上継続して入手
- 2年前から現在まで約600万円以上利用して入手
など
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楽天プレミアムカード保有者に招待状が届くという声もある
楽天ゴールドカードでも、招待状は届きますが、楽天プレミアムカード保有者が有利である声もあります。
理由は、楽天ゴールドカードよりも「上位カードであること」と、「年会費を払ってでもステータスカードが欲しい」というアピールができること。
楽天カードや、楽天ゴールドカードのままでは、招待状が届く可能性は低いという情報もあるので、万全を期すなら「楽天プレミアムカードで、利用しまくる」がベストでしょう。
約1年で招待状が届くこともある
約1年で招待状が届いたという口コミもあります!
楽天ブラックカード💁♂️
ワイがインビテーション貰うまでの利用歴( ゚Д゚)b🙌・2018年1月に楽天カード作成、
約1年後の2019年2月にインビ来た・2018年1月~6月 楽天カード
利用額 120万円・2018年7月~2019年2月 楽天プレミアムカード
利用額 260万円・利用額合計は約380万円 pic.twitter.com/W6L4TKSsAA
— ちびうさ🐰@無給兎ブロガー ( ³_³ )💜 (@chibiusachi) September 13, 2020
この方は「楽天カードを120万円」「楽天プレミアムカードを260万円」「合計約380万円」を利用して招待状が届いたようです。
この情報なら、楽天ゴールドカードで時間をかけるより、楽天プレミアムカードで一気にアピールした方よさそうですね。
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楽天のサービスを利用しまくる
楽天ブラックカードの招待状をもらうには、何も考えず利用しまくるだけでは難しいでしょう。
先ほどの「楽天ゴールドカードを利用しまくる」の事例では“楽天のサービスを利用して”招待状が届いているので、やはり楽天のサービスを重点的に利用することも大事なコツだと推測できます。
楽天の主なサービスは以下のとおり。
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- 楽天証券
- 楽天銀行
- 楽天モバイル
など
楽天トラベルのヘビーユーザーはチャンスあり
楽天ブラックカードは、空港ラウンジや、海外旅行保険など海外でのサービスが充実しているため、海外旅行好きな方には都合のいいカードです。
そのため、カード利用の見込みがある楽天トラベルヘビーユーザーなら、招待状を送る理由にもなるでしょう。
基本的にカード会社は「利用見込みのある人」にしか発行せん。
楽天ブラックカードは、海外でのサービスが充実しているカードじゃから楽天トラベルのヘビーユーザーには届きやすいと推測できる。
利用限度額を300万円以上にする
楽天ブラックカードの利用限度額は300~1,000万円ですから、どの楽天カードを使ったとしても利用限度額300万円までは引き上げておきたいところ。
というのも、利用限度額の増枠は「信用力」で決まるので、300万円に届かない程度の信用力しかない人に招待状が届くとは思えません。
実は、楽天カード側に電話で交渉することで上限を引き上げることも可能じゃ。
楽天カードや楽天ゴールドカードで、楽天ブラックカードを狙うなら、限度額を300万円まで引き上げられるかどうかが重要になるじゃろう。
交渉しても100万円以上上がらない場合は、可能性は低いのでしょう(楽天ゴールドカードなら200万円以上)
楽天ポイントクラブでダイヤモンド会員をキープしておく
楽天ポイントクラブが、ダイヤモンド会員であることも楽天ブラックカード取得の大事な要素の一つとなります。
楽天ポイントクラブでは、直近6ヶ月の「獲得ポイント数・獲得数」に応じて変化するランク制度を採用しており、ダイヤモンド会員になる条件は以下のとおり。
ランク | 獲得ポイント数(過去6ヶ月) | ポイント獲得回数(過去6ヶ月) |
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シルバーランク | 200ポイント | 2回以上 |
ゴールドランク | 700ポイント | 7回以上 |
プラチナランク | 2000ポイント | 15回以上 |
ダイヤモンドランク※ | 4000ポイント | 30回以上 |
※ダイヤモンドランクの場合は楽天カードを保有していることも条件
過去6ヶ月で4000ポイント獲得し、30回ポイントを獲得すればダイヤモンド会員になれます。半年間これをキープするのは大変ですが、楽天ブラックカードを作るためには、それなりのカード利用も必要なので、ここは必然的にクリアできるでしょう。
楽天側にも「楽天のサービスに大金を費やし、よく利用している優良顧客」と判断してもらえる可能性があるのでプラス材料になります。
実は楽天ブラックカードは直接申し込みもできる
楽天ブラックカードを手に入れるには「招待状(インビテーション)」が必要ですが、実は直接申し込むこともできます。
ただし、招待状が来ていない方が申し込む場合、審査通過できる可能性は極めて低いと考えられます。
楽天ブラックカードに直接申し込む場合のURL
招待状が来ていないのに申し込むことを「突撃」と言います。
また、楽天ブラックカードは、以下のURLから申し込み可能です。
https://www.rakuten-card.co.jp/card/black_card/inv/
「突撃」は“ほぼ”審査落ちする
インターネット上の情報や、口コミを調べましたが、突撃して撃沈する人だらけでした。
中には「突撃は意味がない」という声もあります。
参考・参照楽天ブラックカードへの突撃は意味がない - 三十四歳の日記
「突撃」が成功した事例もある
“ほぼ”審査落ちする突撃ですが、成功例もあります。
年間500万利用、ダイヤモンド会員5年目で審査突撃してみたが、見事に撃沈……しかし!!約10日後にインビテーションが自宅に届いた! これは一体どうなんてんだ?!と思いながら再度インビで申し込んだら合格。 たぶん激レアケースでした。
この場合、突撃では審査落ちしましたが、これがきっかけでアピールに成功し、招待状が届いたと推測。
この事例から、ある程度の条件を満たしていれば招待状が届いていなくても突撃したら審査通過する可能性は0ではないことがわかります。
楽天ゴールドカード、もしくはプレミアムカードを保有し、楽天のサービスを利用しまくり、年間数百万も利用してるのに招待状が届かない人は、突撃もありということじゃ。
ちなみに4~5回と突撃してようやく合格した事例もあるぞ。
突撃の注意点
突撃で審査通過する可能性は極めて低いため、無謀に突撃を繰り返すと、あなたの信用情報を無駄に傷つけてしまう可能性があります。
もし、審査落ちした場合「いついつに審査落ち」という情報が、個人信用情報機関に約6ヶ月間記録されてしまうので、他のカード入会や、住宅ローンの審査に悪影響を及ぼす可能性があります。
突撃で、成功した事例もありますが、失敗だった時のこともよく考えておきましょう。
まとめ
楽天ブラックカードを入手するには招待状(インビテーション)が必要になります。
また、その招待状を受けるには最低でも以下の条件を満たしておいた方がいいでしょう。
- 楽天ゴールドカード、もしくはプレミアムカードを利用しまくる(年間約380万円利用で入手情報あり)
- 楽天のサービスを利用しまくる(中でも楽天トラベルヘビーユーザーは優遇の可能性あり)
- 利用限度額を300万円以上にする(楽天ブラックカードの利用限度額の最低が300万円であることから)
- 楽天ポイントクラブでダイヤモンド会員をキープしておく(プラス材料の一つとして)
以上の条件は考察からの推測です。参考までに。