本記事では、日本クレジット協会(CIC)の統計情報(2016年~2020年)をもとに審査通過率を計算した結果をまとめます。
また、年代別に統計をグラフ化してわかりやすくまとめているのでご参考ください。
目次
クレジットカードの審査通過率は「平均75.6%」
クレジットカードの審査通過率は平均75.6%(2016年~2020年までの平均)となっています。
平均75.6%というのは、日本クレジット協会(CIC)の統計情報から算出した計算です。
日本クレジット協会にアクセスすれば、誰でもクレジット関連の統計データを確認することができます。
統計情報には「入会申込件数」と「契約件数」が確認できるので、そこから審査通過率を出すには以下の計算をすればOK!
統計情報から年代別に審査通過率をまとめてみました。
年代 | 入会申込件数 | 契約件数 | 審査通過率 |
---|---|---|---|
2016年 | 3,023 | 2,317 | 76.6% |
2017年 | 3,066 | 2,328 | 75.9% |
2018年 | 3,109 | 2,361 | 75.9% |
2019年 | 3,362 | 2,559 | 76.1% |
2020年 | 2,799 | 2,067 | 73.8% |
平均 | 75.6% |
2016年~2020年の平均審査通過率は「75.6%」となります。
- 審査通過→約75%
- 審査落ち→約25%
この統計情報では、4件申し込むと1件審査に落ちることがわかりますね。
年代別に審査通過率をグラフにしてみた
年代別に審査通過率がどう変化しているのかもグラフにしてみました。
2016年から2019年までは、ほとんど変わりません。2020年だけは審査通過率が下がっているようですが、1年だけでは下がり傾向とは判断できません。
審査通過率は「ステータス」「発行会社」でも変わってくる
本記事で計算した審査通過率の平均は75.6%ですが、あくまで全体の数値です。そのため、どのカードに申し込んでも平均75.6%というわけではありません。
例えば、ステータスの高いカード(ブラックカードやプラチナカードなど)は、審査が厳しくなるのが一般的ですし、発行元の会社も銀行系だと平均より厳しくなるでしょう。
「ステータス」と「発行会社」の審査難易度を簡単にまとめておきます。
カードランク(ステータス)別の審査難易度
ステータスとは、社会的地位を表したもので、ブラックカードやプラチナカードはステータスが高く審査も厳しくなります。
審査難易度 | 種類 |
---|---|
高い | ブラックカード |
やや高い | プラチナカード |
普通 | ゴールドカード |
やや低い | 一般カード |
低い | 無料カード |
なぜステータスが高くなると審査が厳しくなるのか?というと「ステータス=社会的地位」ですから社会信用度の高い人しか発行されないからです。
また、クレジットカードはステータスが高くなるほど、年会費も上がっていきます。年会費無料カードが最も審査通過しやすく、年会費が高いブラックカードは厳しくなります。
発行会社別の審査難易度
発行会社によっても審査難易度は変わります。
審査難易度 | 発行会社 |
---|---|
高い | 銀行系(三井住友カードなど) |
普通 | 交通系(JALカードなど) |
信販系(JCBカードなど) | |
低い | 流通系(イオンカードなど) |
流通系が最も審査難易度が低く、銀行系は厳しいと言われています。
まとめ
クレジットカードの審査通過率は、日本クレジット協会の統計情報から計算すると「平均75.6%」となります。
ただし、全体の平均値であるためカードのランクや発行会社によって審査通過率は変わってきます。
もし、クレジットカードを作る上で「審査落ちするのが不安…」という方でしたら、以下の記事をご参考ください♪比較的作りやすい年会費無料カードをまとめていますよ♪