クレジットカードは、現金がなくても決済でき、ポイントも貯まる生活に便利でお得なカードです。
しかし、ついつい使い過ぎてしまう人や、使い過ぎるのが怖くて持つのが不安な人・・・という人もいるでしょう。クレジットカードのデメリットとなる部分ですね。
そこで本記事では「クレジットカードを使い過ぎないようにする方法」を見ていきたいと思います。
目次
クレジットカードを使い過ぎないようにするには?
クレジットカードを使い過ぎてしまった人、使い過ぎるのが怖い人は、ただ心に意識するだけでは難しいこともあります。
ですから以下9つの「使い過ぎ」解決策をお試してみてください。
- クレジットカードは固定費のみ利用する
- カードを作り過ぎない
- 利用明細書を必ずチェックする
- クレジットカードを利用した分タンス貯金する
- 分割払い・リボ払いをしない
- ボーナス払いをしない
- 利用限度額を下げてもらう
- お酒を飲む場でクレジットカードは利用しない
- ネットショップのクレジット情報は削除しておく
①クレジットカードは固定費のみ利用する
クレジットカードは、お買い物時に利用できるだけでなく、電気代やガス代、携帯電話料金といった固定費の支払いもできます。
固定費のクレジット払いは、銀行引き落としと同じ役割を果たすので使い過ぎることはありませんし、支払い金額に応じてポイントも貯まるので生活費の節約にもなります。
また、クレジットカードを持ち歩いてしまうと使ってしまう可能性があるので固定費のみに利用すると決めたら持ち歩かない方がいいでしょう。
どうしても普段のお買い物で利用したいなら電子マネーやスマホ決済がおすすめです♪
固定費 | クレジット払い |
---|---|
普段の買い物 | 電子マネーやスマホ決済 (もしくは現金払い) |
②カードを作り過ぎない
クレジットカードは特定の加盟店で利用するとポイントアップ、割引などがあるので、ついつい使いたくなってしまいます。
1枚や2枚程度なら特典が受けられる場所も限られますが、複数枚あれば特典が受けられる場所も多くなり使い過ぎてしまう可能性も高まります。
また、複数枚の利用可能枠を持ってしまうと知らない間に返済できない金額を使ってしまうこともあります。
使い過ぎてしまう人は、本当に必要なカードを1~2枚に抑えて、あまり使わないカードはサラっと解約してしまうのもおすすめです。
③利用明細書を必ずチェックする
クレジットカードでお買い物をしても「実際に財布からお金がなくなるわけではない」ので金銭感覚が狂い使い過ぎてしまうこともあります。
逆に言えば金銭感覚が狂わなければ使い過ぎることもありませんよね。
そこで重要なのが「利用明細書をチェックする」こと。
実際の数字をしっかり目で見て確認することで金銭感覚が平常になります。
例えば利用明細書を見ることで「来月の支払い額がこんなに・・・」と、マヒしている感覚を正しく把握させることができます。
利用明細書でわかることは以下のとおり。
- どれくらいクレジットカードを使えば、どれくらいの金額になるのかがわかる
- 来月引き落としされる金額がわかる
- 分割・リボ払いの残高が把握できる
ちなみに明細書を見る人は「お金が貯まりやすく」、明細書を見ない人は「お金が貯まりにくい」という統計データもあるんじゃ。
明細書を見ない人は月に1回でいいから明細書を確認する癖を身につけることじゃな。
④クレジットカードを利用した分タンス貯金する
前述していますが、クレジットカードを利用しても財布からお金は減りません。ですから金銭感覚は狂いやすくなります。
金銭感覚を平常にするには「利用明細を見る」方法と、もう一つ「使った分をタンス貯金する」という方法もあります。
直接クレジットカードの引き落とし先の口座に入金するというのもOKです!
例えば「今日はスーパーで3,000円使ったから3,000円タンス貯金!」というように財布からお金を抜いてしまいます。
実際お金が無くなれば金銭感覚も平常になるでしょう♪
⑤分割払い・リボ払いをしない
分割払いや、リボ払いをすると「気付かないうちに未払い残高が膨らんでいた」ということもあります。
これを解決するには実にシンプルで「そもそも分割払い・リボ払いをしない」つまり”一括払い”を徹底するということです。
一括払いの場合 | 自分の資産以上使えない |
---|---|
分割・リボ払いの場合 | 自分の資産以上使えてしまう |
「欲しい商品があるけど今の資産では買えない・・・」という時に、分割払い・リボ払いは便利ですが、自分に甘えてしまうと後々大変なことになってしまいます。
自分に厳しい人ならOKですが、自分に甘い人は分割払い、リボ払いは利用しない方がいいでしょう。
⑥ボーナス払いをしない
ボーナス払いとは、「夏または冬のボーナス時に、1回もしくは2回で支払う方法」です。
ボーナス払いは利用代金を所定の日に支払えば手数料無料というお得な支払い方法ですが、支払いが後回しになるのが怖いところ。
というのも会社の業績が悪くなりボーナスカットされる可能性があるため調子に乗って使っていると支払い日に青ざめてしまうことも・・・。
常に貯金がある余力のある方は構いませんが、常に貯金が0円に近い人は、気をつけないといけません。
⑦利用限度額を下げてもらう
利用限度額とは「○○万円までならクレジットカードが利用できます」とカード発行会社が認めた上限金額のことです。
この限度額を自ら下げることで使い過ぎが防止できます。
- クレジットカード裏面にある番号に電話する
- 「利用限度額を下げてください」と伝える
利用限度額を上げるわけではないので簡単に下げてもらえます。例えば、利用限度額50万円→10万円まで下げることも可能。
自分が支払える限度額に強制的に引き下げしてしまえば支払い時に困ることはないでしょう。
⑧お酒を飲む場でクレジットカードは利用しない
失敗談でよくあるのが「お酒を飲む場で酔っぱらってクレジットカードを使い過ぎるパターン」です。
お酒を飲むと気が大きくなり、ほいほい使ってしまう可能性もあり、非常に危険。特に現金を持ち合わせていない時は限りなく使ってしまうので要注意!
お酒を飲んだ時、冷静になれない人は「お酒を飲む時はクレジットカードを利用しない!」もしくは「お酒を飲む時はクレジットカードを持ち歩かない」というルールを決めておくことが使い過ぎ防止となります。
⑨ネットショップのクレジット情報は削除しておく
Amazonや楽天市場ではクレジットカードの情報を登録しておけば、再度クレジットカード番号を入力しなくてもポチポチと購入手続きが出来てしまいます。
面倒な入力作業が省けて便利ですが、逆に使い過ぎてしまう場合もあるので要注意。
解決策としては「クレジット情報入力→購入→削除→クレジット情報入力→購入→削除」と、面倒な作業をして強制的に頭を冷やす時間を取るようにしましょう。
クレジットカードを使い過ぎるとどうなるのか?
- 新規でクレジットカードが作れなくなる
- 各種ローンが申し込めなくなる
- 携帯電話の分割払いができなくなる
新規でクレジットカードが作れなくなる
新規でクレジットカードを作る場合、必ず審査があります。
他社のクレジットカードであっても現在多額の支払い残高がある場合は「返済能力がない人」と判断され審査通過できなくなる可能性があります。
今あるクレジットカードより魅力的なクレジットカードを見つけても発行できなくなるので気をつけたいところ。
各種ローンが申し込めなくなる
ローンと言うと、例えば、住宅ローンや自動車ローンですね。
ローン審査時に多額の支払い残高があると審査が不利になってしまうので、これから家の購入や自動車の購入など高額な買い物を考えている方は使い過ぎないように十分気をつけましょう。
携帯電話の分割払いができなくなる
何気なく携帯ショップで購入しているスマホの分割払いもクレジットカードの支払い残高が多いとキャリア審査が通過できなくなる可能性があります。
スマホが壊れた時、分割払いができなければ高額な携帯が一括払いになるので気をつけましょう。
ただ、使い過ぎたとしても、毎月しっかり返済していれば「返済能力がある人」となるから問題なしじゃ。
じゃが使い過ぎて支払い延滞した場合は、最悪ブラックリスト入りする可能性もあるから気をつけるんじゃぞ。
まとめ
クレジットカードを使い過ぎてしまった人、使い過ぎるのが怖い人は、もう一度以下の解決策を覚えておきましょう♪
- クレジットカードは固定費のみ利用する
- カードを作り過ぎない
- 利用明細書を必ずチェックする
- クレジットカードを利用した分タンス貯金する
- 分割払い・リボ払いをしない
- ボーナス払いをしない
- 利用限度額を下げてもらう
- お酒を飲む場でクレジットカードは利用しない
- ネットショップのクレジット情報は削除しておく
クレジットカードを正しく使いこなして、より便利なライフスタイルを送りましょう♪