イオンマークのクレジットカードで貯まる「ときめきポイント」は2021年9月11日の利用分から廃止され「WAON POINT」に統一されます(統一後の手続きなどは不要とのこと)
この変更により、イオンの複雑なポイントの仕組みが一つ解消されることになります。
本記事では、変更前と変更後の違いや、メリット・注意点なども解説していきます。
目次
変更前と変更後の違い
決済サービス | 貯まるポイント |
---|---|
イオンカード | ・ときめきポイント |
電子マネーWAON | ・WAON POINT(イオングループで貯まる) ・WAONポイント(イオングループ以外で貯まる) |
決済サービス | 貯まるポイント |
---|---|
イオンカード | ・WAONポイント←これに変更 |
電子マネーWAON | ・WAON POINT(イオングループで貯まる) ・WAONポイント(イオングループ以外で貯まる) |
貯まるWAON POINTは、200円(税込)につき1ポイント、イオングループ対象店舗なら200円(税込)につき2ポイントになります。
また、キャンペーンなどで貯まるポイントもWAON POINTになります。
有効期限まで使えるぞ。
また、2021年10月25日以降なら、ときめきポイント1ポイントからWAON POINTへの交換も可能になる。
変更後のメリット
変更後のメリットは以下のとおり。
- ポイントの種類が減ってわかりやすい
- 1ポイント1円としてWAON POINT加盟店で使えるようになる
具体的に解説します。
ポイントの種類が減ってわかりやすくなる
イオンカードや、電子マネーWAONを使うと以下3種類のポイントが貯まります。
- ときめきポイント
(イオンカードで貯まる) - WAON POINT
(電子マネーWAON イオングループで貯まる) - WAON ポイント
(電子マネーWAON イオングループ以外で貯まる)
これまでは、貯まるポイントが3種類もあり複雑でした。しかし「ときめきポイント」が廃止されることで「WAON POINT」と「WAONポイント」の2種類になり、複雑さが多少改善されます。
1ポイント1円としてWAON POINT加盟店で使えるようになる
WAON POINTに切り替わることで1ポイント1円としてWAON POINT加盟店で使ったり、電子マネーWAONに交換して使ったりできるようになります。
ときめきポイントは、1,000ポイント以上でないと商品交換・ポイント交換できなかったので、変更後のメリットと言えます。
変更後の注意点
変更後の注意点は以下のとおり。
- WAON POINTを使った商品交換は1,000ポイント単位のまま
- WAONポイントが貯まっているのを忘れてしまう場合がある
具体的に解説します。
WAON POINTを使った商品交換は1,000ポイント単位のまま
WAON POINTそのものは1ポイントから使えますが、商品交換は1,000ポイント単位からになります。
ポイントを商品交換に使っていないなら問題ありませんが、商品交換に使っている人からすると「そこも変更してほしかった~」という人もいるでしょう。
WAONポイントが貯まっているのを忘れてしまう場合がある
電子マネーWAONは、イオングループ以外で使うと「WAON ポイント」が貯まります。
今回の変更で「WAON POINTしか貯まらない」と勘違いしてしまうと、電子マネーWAONをイオングループ以外で使った場合に、WAONポイントが貯まっていることを忘れてしまうかもしれません。
2021年9月11日以降は「WAON POINT」と「WAON ポイント」が貯まります。ややこしいですがしっかり覚えておきましょう!
ちなみに、WAONポイントは、1ポイントからWAON POINTOへ交換できます。
まとめ
イオンマークのあるクレジットカードで貯まる「ときめきポイント」は廃止。以下2つのポイントのみになります。
- WAON POINT
(イオンカード、電子マネーWAONをイオングループで使うと貯まる)
- WAON ポイント
(電子マネーWAONをイオングループ以外で使うと貯まる)
WAON POINTは、1ポイント1円から加盟店などで使えるので、以前のときめきポイントより使いやすくなります。また、複雑怪奇なポイントの種類が1つ減るので、以前よりはわかりやすくなります。
しかし「WAON POINT」と「WAON ポイント」の2種類は、まだ統合されていないので、ややこしいと感じる人も少なくないでしょう。
今後、2つのポイントが統合して消費者にとって、よりわかりやすく使いやすいポイントになってくれることを期待しています。