本記事では「貧乏の節約」と「金持ちの節約」の違いについて解説します。
目次
「貧乏の節約」と「金持ちの節約」は考え方が違う
節約は「貧乏だけが取り組むもの」というイメージはありませんか?実は、金持ちほど「お金を無駄に使ってはいけない」ということを徹底しており、それが豊かさを持続させています。
考え方が違うことで、以下のような結果になります。
- 考え方が貧しい人・・・節約しても豊かになれない
- 考え方が豊かな人・・・節約すると豊かになれる
では、貧乏と金持ちでは、どのような考え方の違いがあるのか?4つの違いを例にあげてみましょう。
「貧乏の節約」と「金持ちの節約」の違いは4つ
あなたの「考え方」は、節約しても豊かになれない考え方か?豊かになれる考え方か?確認してみましょう。
「節約」と聞いた時の考え方が違う
- 貧乏の節約・・・貧乏臭さを連想する
- 金持ちの節約・・・お金を上手に使えたと思う
節約と聞いて、貧乏臭さを連想するのが貧乏の節約です。例えば、値段やブランド名だけでモノの価値を判断する人がこれに当たり「安いもの=それ相応の品質」と感じてしまいます。
反対に、お金を上手に使えたと思うのが金持ちの節約です。例えば、値段やブランド名では、モノの価値を判断せず「その商品の価値と値段は合っているのか?」と考えます。そして、値段<価値という買い物ができた時は、お金を上手に使えたと感じます。
物欲に対する考え方が違う
- 貧乏の節約・・・欲しい物を我慢したと思う
- 金持ちの節約・・・今あるモノに目を向ける
欲しい物を我慢したと思うのが貧乏の節約です。とてもマイナスな考え方です。
反対に、今あるモノに目を向け、身分相応に満足できる人が金持ちの節約です。とてもプラスな考え方です。
欲しいモノを“我慢”する貧乏の節約と、今あるモノで“満足”した金持ちの節約。この違いです。
買い物の仕方が違う
- 貧乏の節約・・・格安セールで買う
- 金持ちの節約・・・欲しいものを必要な時に買う
格安セール中だから今がチャンス!と買い物に行ってしまう人は、つい衝動買いをしてしまう危険性があるので、豊かになれない節約をしています。これが貧乏の節約。
反対に、格安セール中だからといって買い物には行かないのが金持ちの節約。値段を基準にせず「欲しいものを必要な時に買う」を徹底しているため、つい衝動買いしてしまった・・・ということもないですし、ショッピングに行く回数も減ります。
金銭感覚が違う
- 貧乏の節約・・・子供に「無駄使いはダメ」と教える
- 金持ちの節約・・・子供に「大切に使いなさい」と教える
子供に「無駄使いはダメ」と教えるのが貧乏の節約。そもそも子供は無駄使いがどうしてダメなのかが理解できていません。無駄使いをして初めて「無駄遣いしてしまった・・・」と気づくものです。このまま大人になると使う金額も大きくなり、取り返しのつかない無駄使いをしてしまう危険性があるので要注意。
反対に、金持ちの節約は「大切に使いなさい」と教えます。というのも子供のうちからお金を使わせ、失敗と成功を繰り返すことで、無駄なもの、必要なものの判断が身につくからです。
節約しても豊かになれない人は「豊かな考え方」でお金と向き合うべし
最後にまとめます。
「節約」と聞いた時の考え方 | 貧乏の節約・・・貧乏臭さを連想する 金持ちの節約・・・お金を上手に使えたと思う |
---|---|
物欲に対する考え方 | 貧乏の節約・・・欲しい物を我慢したと思う 金持ちの節約・・・今あるモノに目を向ける |
買い物の仕方 | 貧乏の節約・・・格安セールで買う 金持ちの節約・・・欲しいものを必要な時に買う |
金銭感覚 | 貧乏の節約・・・子供に「無駄使いはダメ」と教える 金持ちの節約・・・子供に「大切に使いなさい」と教える |
反対に、金持ちの節約は、プラスイメージが強くでる。同じ節約ではあるが、考え方の違いによって、その人の豊かさは全然違うものになるんじゃ。
おかんも豊かな考え方でお金と向き合ってみることじゃな。