クレジットカードの使い過ぎで支払いが間に合わない!どうしたらいい?と、焦りまくっていませんか?
安心してください。支払いが間に合わないとわかってからも対処法はあります!
本記事では、支払いできない時の7つの対処法と「もし払えなかった場合どうなるのか?」という点も一緒に見ていきましょう。
目次
クレジットカードの支払いが間に合わない時の7つの対処法
やばい!クレジットカードの支払いが間に合わない!と思ったら以下の対処法があります。
- 【その1】カード会社に連絡する
- 【その2】分割払いやリボ払いに変更する
- 【その3】ボーナス一括払いでもいい
- 【その4】キャッシングやカードローンを使う
- 【その5】フリマアプリで物を売りまくる
- 【その6】家族や友達に「お金貸して」と頼む
- 【その7】最終手段は弁護士に相談
具体的に解説していきます。
【その1】カード会社に連絡する
「あっ今月の支払い無理そう・・・」と、わかった時点でカード会社へ連絡しましょう。
というのも支払日が過ぎる前に連絡を入れるのと、過ぎてから入れるのとではカード会社に与える印象がまったく変わってくるためです。
- 支払日が過ぎる前→印象が良い
- 支払日が過ぎてから→印象が悪い
この時「〇月〇日までには支払えます」と明確な予定日と一緒に相談することで、カード会社によっては対応してくれることもありますよ♪
【その2】分割払いやリボ払いに変更する
「一括では払えないけど、分割なら払える」という時は、カード会社に連絡して分割払いやリボ払いにしてもらいましょう(分割・リボ払いにできるかどうかはカード会社次第)
また、カード会社によっては「あとからリボ」というようなサービスもあるので、そちらを利用するのもいいでしょう。
【その3】ボーナス一括払いでもいい
「ボーナスが出たら払えるから待ってくれ~」という人は、カード会社に連絡してボーナス一括払いにしてもらいましょう(ボーナス払いにできるかどうかはカード会社次第)
【その4】キャッシングやカードローンを使う
「クレジットカードの支払い方法が変更できない…」というパターンもあるでしょう。そんな時は、キャッシングやカードローンを使います。
キャッシングとカードローンの違いは以下のとおり。
キャッシング | ショッピングで利用できるクレジットカードにキャッシング機能がついたもののこと。カード会社と契約することでキャッシング機能をつけることができ、コンビニや銀行ATM、インターネットから手軽に借り入れられる。 |
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カードローン | 現金の借入に特化したキャッシング専用のサービスのこと。カードローンは借入のみでクレジット機能はない。また、クレジットカードと同じく審査がある。 |
キャッシングによる金利はクレジットカードによって異なるので確認してみてください。
【その5】フリマアプリで物を売りまくる
「あと数万円だけ足りない…」という時は、家にある使わない物をフリマアプリで売ってしまいましょう。
メルカリや、ヤフオクなど今では簡単に出品できるのでハードルはそこまで高くありませんよ♪
ただし「絶対に売れる」という補償はないので、万が一売れなかった時のことも考えておく必要があります。
【その6】家族や友達に「お金貸して」と頼む
「支払い方法が変更できない、キャッシングなども怖い、売るものもない」という人は、家族や友達に立て替えてもらうという方法もありますよ。
カード会社には「支払いが遅れた」という履歴は残りませんし、キャッシングなどによる手数料や金利なども発生しません。
ただし家族や友達を頼ると、お金の貸し借りをきっかけに関係が崩れることもあるので、くれぐれも慎重に。
【その7】最終手段は弁護士に相談
「どの方法も難しい!」という人は、弁護士に相談して債務整理を検討しましょう。
債務整理は3つあります。
任意整理 | カード会社(債権者)と交渉することで、返済総額を減額する方法です。費用もかからず3つの中では最も一般的な方法。 |
民事再生 | 借入残高を1/5まで減らせますが、手続きに半年以上かかることもあります。 |
自己破産 | 返済が免除になりますが、財産(車や自宅など)を失うことになる最もデンジャラスな方法。 |
※債務整理をおこなうと信用情報機関に記録されるため、その後のローン契約が難しくなるデメリットがあるので要注意です。債務整理は本当に最終手段。
クレジットカードの支払いができなかった場合はどうなるのか?
クレジットカードの支払いができなかった場合はどうなるのか?というと、ペナルティや損害金などが発生します。
また、まったく対処しなかった場合、最終的に「財産差し押さえ」になるので要注意です。
ここではステップごとにどうなっていくのかを解説していきましょう。
- 【ステップ1】クレジットカードが使えなくなる(利用停止)
- 【ステップ2】カード会社から「支払ってください」という案内がくる
- 【ステップ3】督促状が届く
- 【ステップ4】クレジットカードが強制解約される
- 【ステップ5】カード会社から「一括で払ってください」と請求がくる
- 【ステップ6】財産が差し押さえられる(裁判所への各種申立)
具体的に解説していきます。
【ステップ1】クレジットカードが使えなくなる(利用停止)
カード会社によって利用停止日は異なりますが、基本的には支払期日が1日以上過ぎた段階で停止します。
【ステップ2】カード会社から「支払ってください」という案内がくる
支払期日が過ぎているのに支払わなかった場合は、新たに電話や郵便はがきで「この日までに支払ってください」という案内がきます。
【ステップ3】督促状が届く
それでも支払わなかった場合は「督促状」が届きます。
はじめは普通郵便、延滞を繰り返すと「内容証明郵便」になります。
【ステップ4】クレジットカードが強制解約される
督促状がきても支払わなかった場合は、クレジットカードが強制解約されます。
強制解約になると、個人信用情報機関に記録されるので新たにカードを作るのが難しくなります。
【ステップ5】カード会社から「一括で払ってね」と請求がくる
さらに滞納が長期にわたると未払い金の「一括請求」がやってきます。
通常は、一括で返済する必要はありませんが、滞納を繰り返していると一括での支払い請求が行われます。
【ステップ6】財産が差し押さえられる(裁判所への各種申立)
一括返済にも応じないと、裁判所へ各種申立が行われ、とうとう財産差し押さえの手続きに入ります。
財産差し押さえでは銀行預金、給料、家、車などが差し押さえられます。
特に注意すること!支払いが遅れるほど遅延損害金が発生してしまう
期日までに支払いがなければ、遅れた日数分の「遅延損害金」を払うことになるので特に要注意です!
遅延損害利率の設定はカード会社によって異なるので、持っているカードの利率をチェックしてみてください。
例えば、10万円を10日間延滞した場合の遅延損害金は
「100,000円×0.2÷365×10=548円」になります(遅延損害利率が20%の場合)
まとめ
クレジットカードの支払いが間に合わないとわかったら、本記事でまとめた対処法を参考にしてみてください。
- カード会社に連絡する
- 分割払いやリボ払いに変更する
- ボーナス一括払いでもいい
- キャッシングやカードローンを使う
- フリマアプリで物を売りまくる
- 家族や友達に「お金貸してほしい」と頼む
- 最終手段は弁護士に相談
また、クレジットカードの支払いを滞納すると「遅延損害金」がかかるので、どんどん返済が困難になってしまいます。まさに泥沼状態。
そうならないためにも、クレジットカードは計画的に利用するよう心がけましょう!