クレジットカードの暗証番号は、どのカード会社でも変更することができます。では「クレジットカードの暗証番号ってどうやって変更するの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
本記事では、クレジットカードの暗証番号を変更する方法や、暗証番号を決める際の注意点などを解説します。
初期設定時に「推測されやすい暗証番号」を設定してしまった時や、既に推測されにくい番号でも定期的に変えることで、安全性を高めることができるぞ。
万が一に備えて暗証番号の管理は徹底的にやっておくべきじゃ!
目次
クレジットカード暗証番号変更についての基礎情報
クレジットカード暗証番号変更についての基礎情報は以下のとおり。
- 暗証番号はどのカード会社でも変更可能
- 暗証番号の変更に制限回数は特にない
- 暗証番号の変更方法はカード会社によって異なる
クレジットカードの暗証番号は、どのカード会社でも変更できます。また、変更に制限回数などは特にないので、変えたいと思った時に変更できます。
ただし、変更方法については、カード会社によって異なるので事前に調べておく必要があります。
クレジットカードの暗証番号を変更する方法は2パターンある
クレジットカードの暗証番号を変更する方法は、大きく分けて以下の2パターンです。
- カード会社に申請して変更するパターン
- ATMに行って自分で変更するパターン
さらにパターンによっては変更が完了するまでの期間も違ってくるので一緒に見ていきましょう。
カード会社に申請して変更するパターン
カード会社に依頼するパターンは、主にICチップ内蔵型のクレジットカードです。暗証番号の変更にはICチップの交換が必要なのでカード会社に「申請→再発行→変更」という流れになります。
ちなみにICチップはクレジットカード表面の金色のやつです。
↓
申請の方法は以下のとおり。
- インターネットから申請
- 書類を郵送して申請
※後ほどカード会社への申請方法を具体的に解説します。
手続きが完了すると「約7~9日前後」で自宅に届きます。
ATMに行って自分で変更するパターン
ATMに行って自分で変更するパターンは、主に磁気タイプや一部のICチップ内蔵型のクレジットカードです。カード会社に依頼するパターンより簡単で早く暗証番号の変更ができます。
磁気タイプのクレジットカードは、裏面に磁気テープが貼り付けられています。
↓
- 暗証番号を変更したいカード会社の提携先ATMに行く
- クレジットカードをATMに入れる
- 操作画面で「暗証番号変更」を選択
- 現在の暗証番号を入力
- 新しい暗証番号を入力
- 手続き完了
手続き完了後は、すぐに新しい暗証番号が反映されます。
クレジットカードの暗証番号を変更する方法(楽天カードの場合)
ここでは、先ほど解説した「カード会社への申請方法」について、楽天カードを例にして具体的に解説します。
- 「楽天e-NAVI」へログインする
- 左上のメニューから「ご登録情報の照会・変更」をクリック
- 「カード暗証番号の変更」をクリック
- 申請理由をチェックして確認画面
- 画面の指示に従い申請する
※2020年11月の情報です。管理画面の仕様は変更される場合があります。
PCの場合は「楽天e-NAVI→メニュー→お申込み(カード/サービス)→カードの作り直し」で作り直しできます。
詳細カードの4桁の暗証番号を変更したい | 楽天カード:よくあるご質問
※カード会社によって申請方法は違うので確認してください。
クレジットカードの暗証番号を変更する際の注意点
クレジットカードの暗証番号を変更する際に、最も気をつけておきたいのが推測されやすい暗証番号にしないことです。
ここでは、暗証番号に「ふさわしくない番号」と「ふさわしい番号」を見ておきましょう!
暗証番号に ふさわしくない番号 |
・電話番号 ・生年月日 ・誕生日 ・住所の番地 ・単純な数字の羅列(1234、0000、1111、9876など) ・車のナンバー ・名字や名前のもじり数字(斎藤→3110) など |
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暗証番号に ふさわしい番号 |
・趣味に関係するもの ・友達に関係するもの ・生まれた時の体重 など |
暗証番号にふさわしくない番号にしてしまうと、不正利用されるリスクが高まるので要注意。なるべく推測されにくい数字にしましょう。
また、暗証番号を定期的に変更したり、複数のクレジットカードを所有したりしている場合は、それぞれ違った暗証番号にすることで、より安全性を高めることができます。
理想は1~2年に1回じゃろう。
「暗証番号がたくさんあり過ぎて混乱する・・・」という悩みも出てくるが、暗証番号を決めるための自分ルールを作っておくと管理しやすくなるぞ。
まとめ
クレジットカードの暗証番号変更はどのカード会社でもできるので、推測されやすい暗証番号を設定されている方はすぐに変更することをおすすめします。
ただし、変更後も推測されやすい暗証番号にしてしまっては意味がないので、必ず推測されにくいものにしてくださいね。
また、所持しているクレジットカードが「ICチップ内蔵型」だと再発行が必要になるので、すぐに変更したい方は早めに申請するようにしましょう。