「QUICPayが使えるクレジットカードってどれがいいの?」
「QUICPayってどんなメリットがあるの?」
QUICPayはJCBが独自に運営するクレジットカードによる後払いタイプの電子マネーで、残高を気にせず利用できるメリットがあります。また、専用端末にかざすだけでスムーズに決済でき、対応しているお店も多いため利用できるシーンは多数!
中でもおすすめなのがQUICPay一体型のクレジットカード!一体型になっているので使いやすさは抜群です♪
この記事でわかることは3つ。
- QUICPayと一体型にできるおすすめのクレジットカード
- QUICPayの特徴や使い方
- QUICPayを使う際の注意点
QUICPay一体型カードに興味のある方はご参考ください♪
目次
「QUICPay」一体型のクレジットカードおすすめ2選
おすすめの「QUICPay」一体型のクレジットカードは以下の2枚。
- JCB CARD W
- オリコカード
各カードの特徴を具体的に解説していきます。
JCB CARD W
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JCB CARD WにはQUICPay(クイックペイ)が搭載されており、カード入会すれば同時にQUICPayでの支払いができるようになります。
また、Apple PayとGoogle Payどちらにも登録できるので便利です♪
JCB CARD Wの特徴は、年会費永年無料でながらいつでも還元率1.0%。JCB一般カードより2倍のポイントが獲得できるカードです。
種類 | 付与ポイント | 還元率 |
---|---|---|
JCB一般カード | 1000円=1ポイント(5円相当) | 0.5% |
JCB CARD W |
1000円=2ポイント(10円相当) | 1.0% |
また、JCB CARD Wは18歳~39歳以下の方が申し込みできる若者向けカードですから、JCB一般カードよりも作りやすいカードと推測できます。
初めてクレジットカードを作る人におすすめの1枚ですね♪
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オリコカード
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オリコカードは電子マネー「iD」と「QUICPay」がダブル搭載したクレジットカードです。2つの電子マネーが使えるので「使える場所は多い方がいい!」という人におすすめですね♪(オリコカードもApple PayとGoogle Payどちらにも登録できます)
オリコカードの特徴は、シンプルにポイントが貯まりやすいこと。カード利用するといつでも還元率1.0%分のポイントが貯まり、さらに入会後6カ月間は還元率2.0%になるキャンペーンも随時開催しています♪
また、オリコカードの「本カード、家族カード、ETCカード」はすべて年会費無料で利用できるのも嬉しいですね。
ちなみに、デザインが「全面ブラック」なので、一見ブラックカードのように見えるのも特徴的。シンプルなデザインが好きな人にもおすすめです♪
QUICPay(クイックペイ)の特徴
QUICPayは、あらかじめ特定のクレジットカードを紐付けておき、利用額は後日クレジットカードの精算と一緒にするポストペイ式(後払い)の電子マネーです。ちなみにQUICPayはJCBの電子マネーです。
使い方も対応加盟店に設置されている端末にかざすだけですからクレジットカードよりスムーズな決済ができますよ♪
QUICPayの主な特徴をまとめると以下の3つ。
- 後払いでチャージ不要
- サインレスで即決済できる
- クレジットカードのポイントが貯まる
後払いでチャージ不要
QUICPayは「事前チャージ不要」の電子マネーですからチャージする手間がかかりません。
利用した金額をどうやって払うのか?というと「QUICPayに紐付けしたクレジットカード」から、後日カードの請求と一緒に来る仕組みです(QUICPayを利用するには必ずクレジットカードが必要になります)
例えば、QUICPayで1万円利用した場合、クレジットカードの請求に「プラス1万円」されるので、QUICPayを利用したからといって何かの手続きをする必要はありません。
サインレスで即決済できる
QUICPayを利用するメリットとして大きいのがスマートな決済ができること。
通常クレジット決済ではサインや暗証番号入力が必要になりますが、QUICPayなら専用の端末機にかざして1秒ほどで終わります。
急いでる時や、少額の買い物ではクレジットカードで払うより断然早くて便利です。
クレジットカードのポイントが貯まる
QUICPayはクレジットカードと連動しているので「QUICPay利用=クレジットカード利用」になりクレジットカードのポイントも貯まります。
例えば、JCB CARD Wは還元率1.0%のクレジットカードですが、QUICPayと紐付けることでQUICPay利用時のポイント付与も1.0%となります。
そのため、QUICPayには還元率の高いクレジットカードを紐付けるのがおすすめ♪
本記事でピックアップしている「JCB CARD W」と「オリコカード」なら還元率1.0%ですからポイントが貯まりやすいですよ♪
QUICPayの使い方
いざ、QUICPayで支払う時に「どこで使うのか?」「なんて言えばいいのか?」わからないこともあるでしょう。
とても簡単なのでここで覚えておきましょう。
- QUICPay一体型クレジットカードもしくは、おサイフケータイなどを用意する
- QUICPayが使えるお店に行く
- レジで店員さんに「QUICPayで払います」と伝える
QUICPayで支払う意思が伝われば言い方は何でもOKです!
また、QUICPayが使えるお店は以下のようなQUICPayのマークがあります。たまに、マークがないのに使えるお店もあるので、マークがなければ店員さんに聞いてみましょう。
QUICPayのマーク
↓
QUICPayが使えるお店
QUICPayはどこで使えるのか?というと、大手コンビニや、スーパー、飲食店など、様々な店舗で使うことができます♪数が多いので主要となる店舗だけ抜粋します。
業種 | 主なお店 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン/ファミリーマート/ローソン |
ガソリンスタンド | ENEOS/昭和シェル石油 |
スーパーマーケット | イオングループ/イトーヨーカドー/マックスバリュ |
ドラッグストア | マツモトキヨシ/スギ薬局/ツルハドラッグ |
飲食店 | ガスト/マクドナルド/すき家 |
タクシー | 明和グループ/宝交通/東京無線タクシー |
家電・本・服飾 | ビックカメラ/TSUTAYA/ユニクロ |
百貨店・モール | 六本木ヒルズ/阪急/阪神百貨店/ジェイアール名古屋タカシマヤ |
レジャー・アミューズメント | 東京ディズニーランド/東京ディズニーシー/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン/ジャンカラ |
空港施設 | 関西国際空港/中部国際空港セントレア/ANA FESTA |
使えるお店はQUICPay公式ページの「QUICPayの使えるお店」でも確認できます。
その他「QUICPay」について
その他QUICPayについて細かいことをまとめていきます。
「QUICPay」と「QUICPay+」の違い
QUICPayの上限は1回の購入で2万円までですがQUICPay+のあるお店では2万円以上の支払いができます。
また、使えるカードも「クレジットカード」「デビットカード」「プリペイドカード」が使えるようになります。
「QUICPay」と「QUICPay+」の機能を比較してみましょう。
1回の利用上限 | 使えるカード | |
---|---|---|
QUICPay | 2万円まで | ・クレジットカード |
QUICPay+ | 2万円以上 (QUICPay+対応店) |
・クレジットカード ・デビットカード ・プリペイドカード |
5種類の単体QUICPay
QUICPayの中には単体タイプと、他の電子マネーやクレジットカードなどの機能を備えた多機能タイプがあります。
まずは、単体タイプについて見ていきましょう。単体タイプは以下の5つ。
- QUICPay専用カード
- QUICPayモバイル
- QUICPay+(ApplePay)
- QUICPay+(GooglePay)
- QUICPaコイン
それぞれの特徴を簡単に解説していきます。
「QUICPay専用カード」は最もベーシックなタイプ
QUICPay専用カードはその名の通りQUICPayとしてのみ利用できるカードです。
カードですからお財布やカードケースに入れておき、ちょっとしたお買い物でもすぐ利用できます。利用方法は専用端末機にカードをかざすだけでOK。
また、対応するクレジットカード発行会社も比較的多く、最もベーシックなタイプとなります。
- 最もベーシックなタイプ
- お財布やケースに入れておける
- 対応するクレジットカード発行会社が多い
「QUICPayモバイル」はスマホで使える
Androidのおサイフケータイ機能を利用したQUICPayモバイルです。
このタイプはスマホと一体化するので「カードが増えない」メリットがあります。支払い方法も専用カード同様にスマホを専用端末機にかざすだけですから、ちょっとした外出なら財布を持っていく必要はありません。
また、QUICPay専用カード同様にクレジットカード発行会社が多いのも特徴です。
- スマホと一体化しておりカードが増えない
- ちょっとした外出なら財布は必要ない
- 対応するクレジットカード発行会社が多い
「QUICPay+(ApplePay)」は上限なく利用できる
iPhoneユーザーは先ほど紹介した、おサイフケータイは使えません。そこで登場するのがiPhoneやAppleWatchに搭載されたApplePay。
ApplePayで利用できるQUICPayは「QUICPay+」も利用でき2万円以上のお支払いも可能になります。従来のQUICPayは利用上限2万円までですが、QUICPay+なら上限を気にすることなく使えます。
ApplePayは電子マネーやクレジットカードはもちろん、プリペイドカードやデビットカードも登録できるようになっています。Androidのおサイフケータイよりさらに便利になったバージョンといっていいでしょう。
Androidは「GooglePay」でQUICPay+が使える
ApplePayがiPhoneユーザー用なら、GooglePayはAndroidユーザー用です。
Androidユーザーの方がQUICPay+を利用したい場合はGooglePayを利用することで可能になります。
また、QUICPayモバイルを利用するならGooglePayを利用する方がより便利になるのでおすすめです。
- スマホと一体化しておりカードが増えない
- 1回の購入で2万円以上の支払いができる(QUICPay+加盟店のみ)
- 電子マネーやクレジットカード以外にプリペイドカードやデビットカードも登録できる
そうじゃ。ただGooglePayは、ApplePayより少し後に登場したサービスじゃから、まだまだ対応できるクレジットカードが少ないんじゃよ。
これから拡大していくことに期待じゃ。
「QUICPayコイン」はコンパクトさ1番
QUICPayの中では最もコンパクトで、500円玉より一回り大きいサイズです。
軽いので持ち運びの負担がほとんどなく、専用のリストバンドを使えばランニングやジムなどのスポーツシーンで役立ってくれるでしょう。
また、QUICPayコインの取り扱いクレジットカード会社はJCBのみですから注意してください。
- 500円玉より一回り大きいサイズでコンパクト
- リストバンドに装着すればスポーツシーンで役立つ
- 取り扱いクレジットカード会社はJCBのみ
3種類の多機能QUICPay
先ほどは単体タイプでしたが、次は多機能タイプです。
幅広い使い道があるQUICPay多機能タイプは、QUICPay以外としても使えるので便利になります。
多機能タイプのQUICPayは以下の3種類。
- クレジットカード一体型
- QUICPay(nanaco)
- ANA QUICPay+nanaco(キーホルダータイプ)
「クレジットカード一体型」は1枚で使える
クレジットカード一体型は、クレジットカードの機能と、電子マネーの機能を備えているので使える幅が広がります。
また、一体型ですから余計なカードを持つ必要がなくなりお財布の中もスッキリ♪
ただし、クレジットカード一体型は搭載できるカードが少ないのが難点です。一体型にできるクレジットカードは「発行会社一覧」で確認できます。
- クレジットカードとQUICPayが1枚になってスッキリまとまる
- 取り扱いクレジットカード会社が少ない
「QUICPay(nanaco)」はセブンイレブンで2重取り可能
QUICPayとnanacoの機能をもった多機能タイプの電子マネーです。
nanacoカードにQUICPay機能を搭載することで利用できるようになり、どちらの加盟店でも使えます。
nanacoとして使ったとしてもポストペイ(後払い)でチャージ不要になり、クレジットカードのポイントも貯まるのでセブンイレブン利用時には2重取りも可能となります。
また、QUICPay(nanaco)と連携できるクレジットカードは「JCB CARD W」で、その他にも「セディナカードクラシック」「セブンカード・プラス」があります。
- 「nanaco」と「QUICPay」の加盟店で使える
- nanacoカードがチャージ不要で使える
- セブンイレブンで2重取りできる
- nanacoカード発行手数料に300円かかる
- 「JCB CARD W」と連携できる
「ANA QUICPay+nanaco(キーホルダータイプ)」はセブンイレブンで3重取り可能
「ANA QUICPay+nanaco(キーホルダータイプ)」には3つの機能が搭載されています。
- SKiPサービス
- QUICPay
- nanaco
SKiPサービスはANA国内線を事前に予約購入しておくことで空港での搭乗手続きが不要になり、保安検査場や搭乗口ではタッチするだけで搭乗できるサービスです。
さらにQUICPayとnanaco、2つの電子マネーも利用できるので合計3つの機能が搭載されたタイプとなります。
しかし、基本的な機能は共有しておらずnanaco利用時には通常のnanacoのようにチャージが必要になります。
また、ANA QUICPay+nanacoは、ANA JCBカード会員の方しか利用できません。
- 「SKiPサービス」「QUICPay」「nanaco」3つの機能が搭載
- 「QUICPay」「nanaco」それぞれのポイントが貯まる
- 一部ANAカードマイルプラス加盟店でANAマイルも貯まる
- セブンイレブンで3重取りができる
- ANA JCBカード会員の方のみ利用できる
紛失時に安心「紛失・盗難補償付き」
チャージ不要のQUICPayは、紛失・盗難に遭ってしまえば悪用される危険性があります。
しかし、QUICPayには「紛失・盗難補償」が備わっており不正利用があっても「クレジットカードと同等の補償」が受けられます。
QUICPayのデメリット
QUICPayのデメリットも確認して「本当に必要かどうか」を考えてみましょう。
QUICPayのデメリットは以下の3つ。
- ネットショッピングや海外では利用できない
- 使い過ぎに要注意
- 限度額は「1回の購入に2万円まで」
ネットショッピングや海外では利用できない
QUICPayは「店舗にある端末にかざして利用するシステム」ですから残念ながらネットショッピングには対応していません。また、海外でも利用することはできません。
ただ、QUICPayを利用するには必ずクレジットカードが必要ですからネットショッピングや海外旅行ではクレジットカードを利用すると良いでしょう。
本記事でも紹介している「クレジット一体型」なら電子マネーとして使えますし、クレジットカードとしても使えるので便利ですよ♪
使い過ぎに要注意
QUICPayはクレジットカードの限度額まで使えるので、決済がスムーズだからといってホイホイ使っていると使い過ぎてしまうリスクがあります。
利用明細を小まめにチェックして使い過ぎないようにしてください。
限度額は「1回の購入に2万円まで」
QUICPayの限度額は「1回の購入に2万円まで」という制限がつきます。
これは紐付けるクレジットカードに限らず原則一定となります。
2万円を超える場合は、クレジットカードで支払うか、もしくは「QUICPay+」のマークがあるお店なら2万円を超える購入もできるぞ。
「QUICPay」が使えるクレジットカード一覧
QUICPayを利用するにはQUICPayと提携しているクレジットカードを使う必要があります。
本記事で紹介しているのはQUICPay一体型クレジットカードですが、中には、おサイフケータイや、Apple PayでQUICPayを利用できるカードもあります。
主要なクレジットカードが、どのタイプのQUICPayに対応しているのかをまとめます。
カード名 | タイプ |
---|---|
アプラスカード | ・一体型 ・モバイル ・Apple Pay |
アメリカン・エキスプレス | ・Apple Pay |
エポスカード | ・Apple Pay |
オーシーカード | ・Apple Pay ・Google Pay |
OCSカード | ・Apple Pay |
オリコカード | ・一体型 ・モバイル ・Apple Pay |
九州日本信販カード | ・Apple Pay |
セゾンカード | ・モバイル ・Apple Pay |
Kyashカード | ・Google Pay |
au WALLETカード | ・Apple Pay |
ジェーシービーグループ JCB CARD W |
・一体型 ・モバイル ・Apple Pay ・コイン |
静銀セゾンカード | ・Apple Pay |
じぶん銀行 | ・Google Pay |
ジャックスカード | ・Apple Pay ・Google Pay |
ミライノカード | ・一体型 ・Apple Pay |
セディナカード | ・一体型 ・モバイル |
セブン・カード | ・一体型 ・Apple Pay |
クラブ・オン/ミレニアムカードセゾン | ・Apple Pay |
大和ハウスフィナンシャル | ・Apple Pay |
タカシマヤカード | ・Apple Pay |
TS CUBIC CARD | ・一体型 ・モバイル ・Apple Pay |
J-WESTカード | ・Apple Pay |
日専連カード | ・一体型 ・モバイル ・Apple Pay |
ビューカード | ・Apple Pay |
みずほマイレージクラブカード | ・Apple Pay |
三菱UFJニコスカード | ・モバイル ・Apple Pay |
MCカード | ・Apple Pay |
NCカード | ・Apple Pay ・Google Pay |
UCSカード | ・一体型 ・モバイル ・Apple Pay |
UCカード | ・モバイル |
ゆめカード | ・Apple Pay ・Google Pay |
LINE Pay | ・Google Pay |
楽天カード | ・Apple Pay |
りそなカード | ・Apple Pay |
ワイジェイカード | ・Apple Pay |
参考・参照発行会社一覧
まとめ
QUICPayは利用できる店舗や施設も多く、一体型タイプ、モバイルタイプ、コインタイプ、キーホルダータイプなど様々なタイプをお好みに合わせて選ぶことができます。
中でもQUICPayが搭載されたクレジットカードは、カードをかざすだけで決済できるのでサイン・暗証番号入力といった手間がかからないので楽ちんですね♪
また、コンビニなどの少額決済が多い場所でも使えますし、ポイントもしっかり貯まるので積極的に使っていきたい電子マネーです。
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