
nanacoはプリペイド式(前払い)電子マネーで、nanacoマークのある様々な場所で利用できるぞ。
主なメリットは、レジのカードリーダーにかざすだけでスムーズな決済が可能になることじゃ。
本記事では、初めてnanacoを使うという方向けに、nanacoのメリットや使い方、注意点などを丸っと1ページにまとめています♪
これからnanacoを使っていくかどうかのご参考になれれば幸いです。
目次
nanacoのメリット
セブン&ホールディングスが日本国内で展開するプリペイド式(前払い)電子マネーで、セブンイレブンやイトーヨーカドーで利用できます。
また、セブン系以外にも、全国の家電量販店やショッピングセンター、飲食店などでも利用できます。
ここからは電子マネーnanacoについての解説をしていきましょう。
- レジでの決済が早くなる
- nanacoを利用すると0.5%分のnanacoポイントが貯まる
- クレジットカードからオートチャージができる
- ポイント2重取りができる
- 税金や公共料金が支払える
- イトーヨーカドーで8の付く日は5%割引になる
レジでの決済が早くなる
電子マネーnanacoはプリペイド式(前払い)で事前にチャージしておけばレジのカードリーダーにかざすだけで決済ができます。かざした時「ピュリーン♪」という音が鳴れば決済完了です。
通常のお会計だと
- 商品を出して金額を聴く
- 財布から小銭を出す
- 店員さんが数える
- お釣りをもらう
ですが、電子マネーnanacoの場合は
- 商品を出す
- カードリーダーにかざす
これで終わり。面倒な小銭のやり取りはなく、たった1秒ほどで終わります♪
nanacoを利用すると0.5%分のnanacoポイントが貯まる
全国の「nanacoマーク」のあるお店で、nanacoを利用すると200円につき1ポイントのnanacoポイントが貯まります。還元率は0.5%。
ただし、貯まるポイントは以下の2種類。
- その場で貯まる場合
- 1日~末日の合計ポイントが翌月まとめて加算される場合
また、貯まったポイントは1ポイント=1円分として使えます。
nanacoポイントを貯める・交換ができる年会費無料クレジットカードはこちらをご参考ください。
クレジットカードからオートチャージができる
nanacoのオートチャージはセブンイレブン、またはイトーヨーカドーのレジでお買い物をした際に支払い後の残高が設定金額未満になった場合、クレジットカードから自動でチャージしてくれるサービスです。
オートチャージができる唯一のクレジットカードは「セブンカード・プラス」お持ちの方はオートチャージに対応しているので是非活用してみてください♪
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また、オートチャージを実行するには事前に金額を設定しておく必要があります。
※1、オートチャージを実行するnanaco残高 | 1,000円~10,000円(1,000円単位) 15,000円/20,000円 |
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※2、オートチャージ金額 | 5,000円~10,000円(1,000円単位) 15,000円/20,000円/25,000円/30,000円 |
※1、例えば1,000円で設定すると、残高1,000円以下になればチャージが実行されます。
※2、例えば5,000円で設定すると、※1で設定した1,000円以下になると5,000円チャージされます。
ポイント2重取りができる
オートチャージに続きますが「オートチャージ」と「nanaco払い」で、ポイント2重取りできます。
オートチャージ利用 | 200円=1nanacoポイント |
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nanaco払い | 200円=1nanacoポイント |
合計 | 200円=2nanacoポイント獲得 |
還元率1.0%になるので、ポイントを効率よく貯めたい方は、セブンカード・プラスでオートチャージ設定することをおすすめします♪
税金や公共料金が支払える
nanacoは、通常のお買い物だけでなく税金や公共料金の支払いにも利用できます。
税金や公共料金をnanacoで支払ってもポイントは付きませんが、クレジットカードからチャージすることでクレジットポイントが付きます。
税金や公共料金は毎月必ず払わないといけないものですからクレジットカードからのチャージ分だけでもポイント還元できるのは嬉しいですね♪
イトーヨーカドーで8の付く日は5%割引になる
毎月8の付く日(8日、18日、28日)に全国のイトーヨーカドーでnanacoカード、nanacoモバイルを利用すると5%割引されます(一部対象商品あり)
対象商品は「食料品・衣料品・住まいの品」で、一部対象商品はあるものの、ほとんど全品対象ですからお得ですね♪
nanacoの使い方
nanacoを使うには何を準備したらいいのか?どう使うのか?
ここではnanacoの使い方として基本的なことをまとめます。流れとしては以下のとおり。
- まずはnanacoカードを入手する(nanacoモバイルなら無料)
- クレジットカードか現金でチャージする
- nanacoが使える店で専用端末機にかざす
順番に解説していきます。
まずはnanacoカードを入手する
一般的にnanacoを利用するには「nanacoカード」が必要になります(nanaco一体型のセブンカード・プラスなら不要)
ただし、nanacoカードを発行するには手数料に300円かかるので注意。では、どこで手に入れるのか?というと
- セブンイレブン
- イトーヨーカドー
など
セブンイレブンではレジ前でよく見かけます。
入会受付店舗 | 場所 |
---|---|
セブンイレブン | レジカウンター |
デニーズ | |
イトーヨーカドー | サービスカウンター |
ヨークベニマル | |
ヨークマート | |
西武・そごう | 食品ギフトサロン・商品券売り場 |
近くに対象店舗があれば今日にでもnanacoカードを持つことができますよ♪
nanacoモバイルなら無料
nanacoカードは発行手数料に300円かかりますが、nanacoモバイルなら無料で利用できます♪
nanacoモバイルとはnanacoカードがスマホに入るイメージで、おサイフケータイに対応したスマホを端末機にかざすだけで決済できます。また、nanacoカード同様にクレジットカードからのチャージもできます。
nanacoモバイルの登録方法はダウンロード後、表示される手順に従えば簡単に登録できますよ♪
※nanacoモバイルはandroidのおサイフケータイのみに対応しているため、iPhoneでは利用できません。
詳細nanacoモバイルダウンロード
クレジットカードからチャージする
クレジットチャージを利用するにはnanaco会員メニューで「事前登録」が必要になります。
初めに伝えておきたいことは「入会から10日間はチャージできない」こと。すぐにクレジットチャージできないので、余裕をもってチャージしてください。
また、クレジットカードからのチャージには制限があります。
- チャージは1日3回まで
- 1カ月15回まで
- 金額の上限は月20万円
クレジットカードからのチャージは受け取りが必要
クレジットカードからチャージする場合は受け取りが必要になります。仕組みは以下のとおり。
- クレジットカードからチャージ
- センター預かり
- センター預かりから反映させる作業が必要
クレジットカードからのチャージと、他にもnanacoギフトからのチャージは「一旦センター預かり」になります。
例えば、残高5,000円で、10,000円チャージした場合、この時点では残高5,000円のままです。10,000円を反映させるには以下いずれかの方法が必要です。
- セブン銀行ATMで残高確認、もしくはチャージをする
- セブンイレブンなどのレジで残高確認をする
- nanacoモバイルのアプリから反映する
また、センターに預けられる上限金額は50,000円までで、残高5,000円の場合に、50,000円をチャージすると「45,000円」までが反映し、残りの「5,000円」はセンター預かりになります。
この場合、センター預かりになった5,000円分の有効期限は無期限なので安心してください♪
現金からチャージする
現金からチャージするには以下のような方法があります。
- 店員に「チャージしてください」と伝えチャージする金額を払う
- nanacoカード、もしくはnanacoモバイルをレジにかざす
また、お店でチャージする以外に現金チャージする方法もあります。
- セブン銀行ATMで現金チャージする
- nanacoチャージ機で現金チャージする
- ポケットチェンジ端末でチャージする
現金でチャージができる上限金額については以下のようになります。
チャージ上限額 | 50,000円 |
---|---|
1回でチャージできる金額 | 1,000円単位で49,000円まで |
おすすめはセブンイレブンや、イトーヨーカドーなどのチャージできるお店でチャージするか、セブン銀行ATMが簡単じゃ。
nanacoチャージ機や、ポケットチェンジ端末は、設置されとる場所が限られておるからのー。
nanacoでの支払方法
nanacoでの支払い方法はとっても簡単!
- レジで店員さんに「nanacoで払います」と伝える
- nanacoを専用端末機にかざす
- 音が鳴れば決済完了
専用端末機はレジ横にあります。わからなければ店員さんが「ここにタッチしてください」と教えてくれますよ♪
nanacoが使えるお店
nanacoが使えるお店で代表的なのがコンビニのセブンイレブン(ファミマやローソンでは使えない)
他にも、nanacoが使える主なお店は以下のとおり。
ジャンル | 店舗 |
---|---|
コンビニ | ・セブンイレブン |
スーパー | ・イトーヨーカドー ・西武そごう ・ヨークマート など |
グルメ・飲食 | ・デニーズ ・かっぱ寿司 ・ミスタードーナツ など |
生活・暮らし | ・ビックカメラ ・コジマ ・ロフト など |
ドラッグストア | ・サンドラッグ ・スギ薬局 ・キリン堂 など |
ショッピングセンター | ・アリオ ・マーレ ・池袋ショッピングパーク ・東京駅一番街 など |
ガソリンスタンド | ・エネオス |
ネットショッピング | ・アリオ ・マーレ ・池袋ショッピングパーク ・東京駅一番街 など |
ガソリンスタンド | ・エネオス |
ネットショッピング | ・オムニ7 ・イーアイディ ・ジョーシンWebショップ など |
エンターテイメント | ・ラウンドワン ・カラオケ館 ・スパリゾートハワイアンズ など |
スポーツ | ・千葉ロッテマリーンズ ・ヤフオクドーム ・チェリーゴルフ |
空港 | ・成田国際空港 ・ANA FESTA ・新千歳空港ターミナルビル など |
その他 | ・コカ・コーラ自動販売機 ・ヤマト運輪 |
特に、セブンイレブンをよく利用する人ならnanaco払いがおすすめです♪
というのも、セブンイレブンなら支払ったその場でポイントが貯まるのでわかりやすいメリットがあります♪
nanacoが使えるお店は以下の詳細でも確認できます。
詳細使えるお店を探す
nanacoの注意点
nanacoのデメリットも確認して「本当に必要かどうか」を考えてみましょう。
nanacoの注意点は以下の2つ。
- nanacoカード発行には300円かかる
- 会員登録が必要
nanacoカード発行には300円かかる
前述していますが、nanacoを利用するにはnanacoカードが必要で発行手数料に300円がかかります。これがデメリットに感じる方も少なくないはず。
しかし、無料でnanacoを利用する方法もあるので致命的なデメリットとは言えません。
- nanacoモバイルを利用する
- nanaco一体型セブンカード・プラスを発行する
nanacoモバイルはダウンロードするだけですから無料です。
また、nanaco一体型セブンカード・プラスも無料で発行できるのでおすすめです♪セブンカード・プラスならチャージでポイントも貯まりますし、オートチャージもできるので便利ですよ!
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会員登録が必要
nanacoを利用するには「会員登録」が必要で、無記名式で使えるものはありません。
そのため、個人情報を提供せずに使いたい人にはデメリットになります(他の電子マネーでは無記名で使えるものもあります)
ただ、記名式であるため紛失した際に「残高が保護される」メリットがあるので、こちらも致命的なデメリットとは言えません。
「nanaco」にチャージしてポイントが貯まるクレジットカード一覧
nanacoでは「クレジットポイントが貯まるカード」を用意しなければチャージによるポイントはもらえません。
ここでは「nanacoにチャージしてポイントが貯まるクレジットカード」と、「チャージだけできるクレジットカード」を見てみましょう。
※「○」はチャージができポイントも付きます。
※「×」はチャージのみでポイントは付きません。
nanacoチャージできるカード | nanacoチャージポイント(還元率) |
---|---|
JCB CARD W | × |
三井住友カード | × |
セゾンカード | × |
タカシマヤセゾンカード | ○(1.0%) |
JMBローソンPontaカードVISA | ○(0.5%) |
楽天カード (JCBブランドのみ) |
× |
リクルートカード | ○(1.2%) |
Yahoo!JAPANカード | ○(0.5%) |
セブンカード・プラス | ○(0.5%) |
dカード | × |
ファミマTカード | ○(0.5%) |
セディナカード | ○(0.5%) |
オリコカード | × |
MUFGカード | × |
既に以上のカードをお持ちの方は新しいカードを作る必要はなく、そのまま登録すればクレジットチャージできます。
もし、持っていない場合は、還元率の高い「リクルートカード」か、nanacoと相性が良い「セブンカード・プラス」がおすすめです♪
クレジットカード独自のポイントじゃ。
例えば、リクルートカードなら「リクルートポイント」、セブンカード・プラスなら電子マネーnanacoと同じ「nanacoポイント」が貯まるぞ。
リクルートカードがおすすめな理由
リクルートカードの還元率は1.2%と、年会費永年無料の中では高水準となっています。そのため還元率の高さで選ぶならリクルートカードがおすすめでしょう。
ただし、nanacoへのチャージは月3万円までと決まっている点は注意しておきたい。
また、リクルートカードで貯まるポイントはリクルートポイントですから、リクルート系のサービス(じゃらんや、ホットペッパーグルメなど)を利用する方におすすめです。リクルート系のサービスを利用しないなら使いやすい「Pontaポイント」に等価交換すれば、使い道が広がりますよ♪
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セブンカード・プラスがおすすめな理由
他のクレジットカードでは、いつポイント付与対象外になるかわかりません。
しかし、セブンカード・プラスは電子マネーnanacoとセブン&アイグループですからポイント付与対象外になる確率は限りなく低いので安心感があります。
それでいて、nanacoへのオートチャージにも対応しているのでnanacoとの相性は抜群ですよ♪
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nanacoが「向いている人」「向いていない人」
nanacoを「向いている人」と「向いていない人」をまとめます。
nanacoが向いている人
セブンイレブンや、イトーヨーカドーなど、nanacoが利用できる店舗をよく利用する方はおすすめです。
特にセブンイレブンは全国チェーンですから、利用する機会も多いでしょう。また、イトーヨーカドーでは、8の付く日にnanaco払いすると5%割引や、ポイント倍付といったキャンペーンも開催しているのでお得です♪
nanacoが向いていない人
反対にnanacoが向いていない人は以下のような人です。
- iPhoneユーザー
- セブンイレブン以外のコンビニを主要にしている人
iPhoneユーザーはnanacoモバイルがないのでポイント効率が下がってしまいます。
また、セブンイレブン以外のコンビニを主要としている人は、共通で使える他の電子マネーを利用した方が効率よくポイントを貯めることができるでしょう。
まとめ
電子マネーnanacoは事前にチャージして利用するプリペイド式(前払い)の電子マネーです。
nanacoを使う主なメリットとしては以下のとおり。
- 決済がスムーズになる
- オートチャージとnanaco払いでポイント2重取りができる
- イトーヨーカドーで8の付く日は5%割引される
ただ、nanacoを発行するには300円がかかるので、もし無料でnanacoを使いたいならnanacoモバイル(androidのみ)か、年会費無料のnanaco一体型セブンカード・プラスがおすすめです♪
詳細nanacoモバイルダウンロード