「iDが利用できるおすすめのカードってどれ?」
「iDってどんな決済サービス?」
iDは、NTTドコモと三井住友カードが開発したクレジットカードによる後払いタイプの電子マネーで、専用端末にかざすだけでスムーズに決済ができます。また、楽天EdyやWAONのようにチャージする手間がかからないメリットもあります♪
中でもiD一体型のクレジットカードは、iDとクレジットカードが一緒になっているため一度に2役でとっても便利♪
この記事でわかることは3つ。
- iDと一体型にできるおすすめのクレジットカード
- iDの特徴や使い方
- iDを使う際の注意点
iD一体型カードに興味のある方はご参考ください♪
目次
「iD」一体型のクレジットカードおすすめ3選
おすすめの「iD」一体型のクレジットカードは以下の3枚。
- オリコカード
- 三井住友カード
- dカード
各カードの特徴を具体的に解説していきます。
オリコカード
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オリコカードは「iD」と「QUICPay」がダブル搭載したクレジットカードです。2つの電子マネーが1つのカードに搭載されているので使えるシーンが増えて便利です♪(Apple PayとGoogle Payどちらにも登録できます)
オリコカードの特徴は、還元率が1.0%とシンプルにポイントが貯まりやすいカード。さらに、入会後6カ月間は還元率2.0%になります。高額なお買い物や、まとめ買いの予定があれば、入会後6ヶ月間がチャンスですよ♪
また、オリコカードの「本カード、家族カード、ETCカード」はすべて年会費無料で利用できます。
ちなみに、デザインが「全面ブラック」なので、一見ブラックカードのように見えるのも特徴的。シンプルなデザインが好きな人にもおすすめです♪
三井住友カード
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三井住友カードは、生活スタイルに合わせて以下3つのiDタイプから選ぶことができます。
タイプ | 特徴 |
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クレジットカード一体型
iD機能を搭載した一体型カード |
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専用カード
追加発行してiDのみ搭載された専用カード |
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携帯型
おサイフケータイで利用できるiD |
普段カードを持ち歩く人ならクレジットカード一体型がおすすめ。カードを持ち歩かない人なら携帯型がおすすめです♪
また、三井住友カードは海外旅行傷害保険が付帯、加えてカードで購入したものを補償してくれる「ショッピング保険」も付帯しており、サービス面で充実したカードと言えるでしょう。
ただし年会費は「初年度無料」で、2年目以降は「年会費1,375円(税込)」かかります。しかし、「マイ・ペイすリボ」を登録のうえ、年1回以上のリボ払い手数料の支払いをすると年会費無料になります。
dカード
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dカードは、iDの生みの親、ドコモが発行するクレジットカードですから当然iDと一体型にできます。
dカードは年会費無料で還元率は1.0%。さらに、マクドナルドでは還元率2.0%、マツモトキヨシでは還元率4.0%など、特定の店舗で還元率がアップするので、よく利用する店舗があるか確認してみましょう♪
詳細dカード | dポイントがさらにたまる dカード特約店
また、貯まるポイントは4大共通ポイントの1つdポイントですから、街中の加盟店や、ネットショッピングなどでも非常に使いやすいポイントになります♪ドコモユーザーの人ならドコモの携帯料金の支払いにも使えますよ♪
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iDの特徴
iD(アイディ)は2005年にNTTドコモがはじめた電子マネーで、iDを使えばレジにあるリーダーにかざすだけでスムーズな決済が可能となります。
イメージ図
使用できる店舗も多く、飲食店からコンビニ、ドラッグストア、家電量販店など様々な場所で使えるので生活する上で非常に便利なサービスとなります。
iDの主な特徴は以下の4つ。
- 後払いでチャージの必要がない
- サインや暗証番号が不要
- クレジットカードのポイントが貯まる
- iDはセキュリティ面が高い
後払いでチャージの必要がない
iDはポストペイ式(後払い)ですから、利用金額はその場ですぐに引き落としされません。後日クレジットカードの利用料金と一緒に請求されます。
ポストペイ式の特徴は以下の3つ。
- 利用するにはiD対応のクレジットカードが必要
- クレジットカードの利用料金と一緒に請求される
- おサイフケータイやAppl Payに登録すればスマホでもiDが使える
ポストペイ式はプリペイド式のようにチャージする必要がなく手間も省けるため利便性が高い。
サインや暗証番号が不要
iD利用時は、1万円以内であればクレジットカード払いのようなサインや暗証番号の入力は不要です(利用するお店によって金額は違う)
iDは専用の読み取り機にかざすだけですから数十秒かかるレジでのやり取りが、1秒程度で終わるのでスムーズな決済が可能になります。
- 商品をレジに持っていく
- iDを専用の読み取り機にかざて「ピッ」とするだけ
- サインも暗証番号も不要で決済終了
クレジットカードのポイントが貯まる
iDで支払いすると紐付けているクレジットカードのポイントが貯まります。
この時、還元率の高いクレジットカードであれば、さらにお得に貯めていくことができます。
iDにはポイントサービスはないんじゃ。
ただ「dカード」の特約店の場合は、iD支払いで決済ポイントに加えて利用金額に応じたdポイントが獲得できるぞ。
※利用金額に応じたポイントは店舗ごとに違います。
詳細dポイント特約店リスト
iDはセキュリティ面が高い
iDはカードを相手に渡すことなく決済できるので情報が盗まれたり、それ自体を使われたりすることはほぼないのでセキュリティ面でも安心できます。
他にもおサイフケータイの場合、紛失や盗難にあっても遠隔ロックなど様々な機能があるため不正利用を防ぐシステムは高いと言えるでしょう。
iDの使い方
初めてiD払いする人にとっては「どうやって使うのか?」「なんて言えばいいのか?」わからないこともあるでしょう。
しかし、使い方は至って簡単。
- iD一体型クレジットカードもしくは、おサイフケータイなどを用意する
- iDが使えるお店に行く
- レジで店員さんに「iDで払います」と伝える
iDが使えるお店ですが、レジ前や店内などに「iDのマーク」があれば使えます。
もし、iDのマークがなければ店員さんに聞けば教えてくれますよ♪(たまにマークがないのに使えるお店もあるため)
iDのマーク
また、支払い時にiDで払う意思が店員さんに伝わればいいので言い方は何でも構いません。
iDが使えるお店
iDは、現金と違って使えるお店が限られています。といっても大手企業の店舗なら、ほとんどの場所で使えるので安心してください♪
例えば、セブンイレブンやファミリーマートなどの大手コンビニから、イオンやマックスバリュといった大手スーパーなどですね。
使えるお店はiD公式ページの「使えるお店を探す」で確認できます。
ここでは主なお店をいくつかピックアップしておきますね。
業種 | 主なお店 |
---|---|
コンビニ | ローソン/セブンイレブン/ファミリーマート |
スーパー | イトーヨーカドー/イオン/マックスバリュ |
飲食 | 魚民/ガスト/かっぱ寿司 |
本、CD | ブックオフ/タワーレコード/紀伊國屋書店 |
家電 | ドコモショップ/エディオン/ビッグカメラ |
宿泊・レジャー | 歌広場/ビックエコー/シダックス |
ドラッグストア | シルハドラッグ/クスリのアオキ/クスリの福太郎 |
タクシー | 東京無線タクシー/阪神タクシー/SKタクシー |
カーライフ | エネオス/ゼネラル/オリックスレンタカー |
その他 | ザ・ダイソー/洋服の青山/ドン・キホテー |
iDの使える店舗が多い理由
電子マネー事情の話ですが、例えばイオングループが展開する電子マネー「WAON」は、主にイオングループで使えますが、セブン&アイグループ系で使うことはできません。なぜならセブン&アイは電子マネー「nanaco」を展開しているからです。
逆にnanacoがイオングループで使える日も来ることはないでしょう。
では、iDはどうか?というと、「ドコモ」という独立した通信会社が展開しているため使える場所が多い電子マネーと言えます。
その他「iD」について
その他iDについて細かいことをまとめていきます。
iDはポストペイ型(後払い)だけではない
iDは「ポストペイ型(後払い)」だけでなく「プリペイド型(先払い)」、「デビット型」という利用方法もあります。
では、プリペイド型と、デビット型の具体的な使い方も簡単に見ておきましょう。
プリペイド型(前払い)
ATMや銀行口座、アプリなどで事前にチャージして利用する方法がプリペイド式(前払い)です。
利用するには以下が必要になります。
- 「dカードプリペイド」や「ソフトバンクカード」が必要
- 事前にチャージする必要がある
プリペイド式に対応するカードを用意する必要があり、さらに事前チャージもしないといけないので面倒くさいデメリットがあります。
しかし、チャージした金額以上は使い過ぎる心配がないので、普段使い過ぎてしまう人にはおすすめです♪
デビット型
デビット型は、iD利用後すぐに銀行口座から引き落としされる仕組みで、利用するには「三井住友銀行のVISAデビットカード」が必要になります。
銀行口座残高までしか使えないので、使う分だけ入れておけば使い過ぎ防止ができますよ♪
失くしても安心の「紛失・盗難補償」が付いている
ポストペイ型(後払い)のiDはクレジットカードと紐付いているので各カードの「クレジットカードの紛失・盗難保険」を受けることができます。
紛失・盗難保険の良いところは「不正利用が起こる前までさかのぼって被害額を補償」してくれる保険ですから、もし失くしてしまっても安心ですね。
還元率の高いクレジットカードを選べばお得
iDで支払った金額はすべて紐付けたクレジットカードに請求されるためクレジットカードのポイントが貯まります。
従って還元率の高いクレジットカードを選べば、iDを利用した分還元される形になります。また、貯まるポイントの種類は各クレジットカードで貯まるポイントになります。
還元率が高いカードでiDと一体化できるのは「オリコカード」が「dカード」がおすすめですね♪
iDのデメリット
iDのデメリットも確認して本当に必要かどうかを考えてみましょう。
iDのデメリットは以下の3つ。
- iDに対応するクレジットカードは少ない
- 使い過ぎに要注意
- ポイント2重取りができない
iDに対応するクレジットカードは少ない
iDは、駅周辺施設や、全国チェーン店で使える場所が増えていますがそもそも対応するクレジットカードが少ないというデメリットがあります。
iDは全てのクレジットカードで利用できるわけではないので「対応するクレジットカードがなければ使えない」ということになります。
対応するクレジットカードもそうじゃが、中でも使いやすい「クレジット一体型」となるとさらに限られてしまうのがデメリットじゃな。
クレジットカードを作る前には「どんな電子マネーが対応しているのか」も確認しておくべきじゃ。
使い過ぎに要注意
iDはクレジットカードの利用限度額の範囲で使えます。例えば、限度額100万円のクレジットカードであれば、iDも上限100万円まで使えることになります。
iDのメリットはスムーズな決済ですが、逆にそのお手軽さが仇となり使い過ぎてしまうこともあるので注意。
対策としては「プリペイド型」や、銀行口座残高まで使える「デビット型」を利用した方が安心感はあるでしょう。
プリペイド型 | ・dカードプリペイド ・ソフトバンクカード ・チケットレストランタッチ ・メルペイ |
---|---|
デビット型 | ・SMBCデビット |
ポイント2重取りができない
電子マネーのプリペイド式(前払い)では「チャージしてポイント獲得+電子マネー決済でもポイント獲得」といったポイント2重取りができますが、iDはポストペイ式(後払い)ですからチャージという概念がなくチャージによるポイント獲得はできません。
ポストペイ式はチャージの手間がない分、こういったデメリットもあるので覚えておきましょう。
「iD」が使えるクレジットカード一覧
iDを利用するには「iDと提携しているクレジットカード」を使う必要があります。
本記事でおすすめしているのはiD一体型のクレジットカードですが、中には、おサイフケータイや、Apple PayでiDを利用できるカードもあります。
では、主要なクレジットカードが、どのタイプのiDに対応しているのかをまとめます。
※カード一体型以外のクレジットカードはiPhone7移行の機種など、Apple Payやおサイフケータイ対応の端末が必要です。
カード名 | 一体型 | おサイフケータイ | Apple Pay |
---|---|---|---|
オリコカード | ○ | ○ | × (QUICPayを採用) |
三井住友カード | ○ | ○ | ○ |
dカード | ○ | ○ | ○ |
セディナカード | ○ | ○ | ○ |
ペルソナSTACIAカード | ○ | × | ○ |
イオンカード | × | ○ | ○ |
ファミマTカード | × | ○ | ○ |
ライフカード | × | ○ | ○ |
セゾンカード | × | ○ | × (QUICPayを採用) |
ユーシーカード | × | ○ | × |
JFRカード | × | × | ○ |
参考・参照「iD」をはじめる
まとめ
コンビニやスーパーなど様々な場所でスムーズな決済ができる電子マネーiDは、紐付くクレジットカード次第でよりお得に利用できます。
中でもiDが搭載されたクレジットカードは、カードをかざすだけで決済できるので急いでいる時に、サイン・暗証番号入力といった手間がかかりません。
また、少額の決済にも対応可能ですから使える幅が広がるだけでなく、生活のあらゆるシーンでポイントが貯められるのも一体型最大のメリットですね♪
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