クレジットカードを作りたいけど、審査で在籍確認(電話)されるのは嫌…という人も多いでしょう。
そこで本記事では、在籍確認(電話)してほしくない時の対処法を紹介します。
正直、在籍確認はどんな対策をしてもカード会社のサジ加減ですから100%阻止できるわけではありません。しかし、確率を下げることはできます。在籍確認してほしくない人はできる限りの対策をしておきましょう♪
目次
職場に在籍確認してほしくない時の5つの対処法
クレジットカードの審査で、職場に在籍確認してほしくない時は、以下5つの対策をしましょう。
- クリーンな信用実績を積み上げておく
- 多重申込はしない
- 進学・就職・転勤といった繁忙期に申し込む
- 申し込み時にキャッシング枠を0円にする
- 作りやすいカードに申し込む
具体的に解説していきます。
クリーンな信用実績を積み上げておく
クリーンな信用実績を積み上げておくと、在籍確認される確率は低くなると言われています。
クリーンな信用実績とは、金融取引で延滞をしていない人、もしくは何らかの金融事故をおこしていない人です。これには、クレジットカードの支払いや、携帯代も含まれます。信用実績があれば、わざわざ在籍確認する必要はないですからね。
カード会社は審査時に個人信用情報機関に、申込者の信用情報を照会し、過去の信用実績を必ずチェックするんじゃ。
普段から信用される実績を積み上げておくことが重要じゃぞ。
個人信用情報機関は3つあります。自分の信用実績を調べたい人は以下をご参考ください。
株式会社シー・アイ・シー(CIC) | 全国の主要クレジット会社など39社の共同出資による信用情報機関 |
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株式会社日本信用情報機構(JICC) | 消費者金融系の信用情報機関が母体となって設立された信用情報機関 |
全国銀行個人信用情報センター(KSC) | 銀行の信用情報機関・銀行系のクレジットカードが利用 |
多重申込はしない
在籍確認の確率を下げたいなら多重申込しないようにしましょう。
1度に2枚以上のクレジットカードに申し込むと多重申込として、信用情報に記録されます。多重申込していることがわかると「お金に困っているのではないか?」「お金を貸しても返してくれるのか?」とカード会社に疑われ、申込者の信用確認のため在籍確認される確率が高くなります。
どうしても2枚ほしい時は、半年間は空けて申し込むようにしましょう(6ヶ月で申し込み履歴が消えます)
進学・就職・転勤といった繁忙期に申し込む
カード会社の繁忙期は、進学・就職などの節目である春、また転職が多い9月です。この時期に申し込むと、カード会社は手続きを簡素化するため、在籍確認される確率が下がると言われています。
申し込み時にキャッシング枠を0円にする
カード申し込み時にキャッシング枠を0円にすることで、審査難易度が下がります(借金の要素が軽減されるため)審査難易度が下がると在籍確認される確率が下がると言われています。
より確実に審査通過したい、在籍確認もされたくない!というならキャッシング枠は0円で申し込んだ方がいいでしょう♪
作りやすいカードに申し込む
「作りやすいカード=審査難易度が低い=在籍確認される確率が低い」と予想されます。ただ、在籍確認の有無はカード会社次第ですから、一般論として参考程度に。
ちなみに作りやすいカードとして、よく取り上げられているのが楽天カードやイオンカードです。
そもそもクレジットカードの在籍確認はなぜあるのか?
クレジットカードの在籍確認はなぜあるのか?というと以下2つのことを確認するためです。
- 本人確認
- 支払い能力の確認
具体的に解説します。
本人確認
本人以外の人にカードを発行してしまうと不正利用される恐れがあります。その防止策として在籍確認が有効とされています。
支払い能力の確認
「本当に申告どおりの会社で働いてる?」という裏付けのために在籍確認がされます。
在籍確認は審査のどのタイミングでされるのか?
仮に在籍確認されるとして、審査のどのタイミングでされるのか?また、在籍確認がある確率はどれぐらいか?などをまとめます。
在籍確認は書類審査後に行われる
クレジットカードの書類審査では属性審査と、信用情報の照会を行います。属性審査は年収や勤務先、勤務年数などの個人情報が審査され、信用情報は、クレジットカードの利用実績や借金情報などが審査されます。
在籍確認は、これらの審査をクリアした最後に行われます。
在籍確認される確率は2割未満
在籍確認は必ずされるものではなく、確率は2割未満とされています。
派遣会社勤務の場合は在籍確認される確率は低い
さらに在籍確認される確率が低いのは派遣会社勤務の場合です。派遣会社は個人情報保護の観点から在籍確認を拒否することが多く、カード会社もそれをわかっているので手間をかけることはしません。
また、学生やパート・アルバイトも入らないケースが多い(カード会社次第ですが)
在籍確認の内容について
基本的に申告した会社に勤めていることがわかれば終了ですから、数十秒で終わります。
具体的な内容は「氏名・生年月日・住所など」簡単な基本情報の確認です。ちなみに、在籍確認の内容はカード会社によって様々。
在籍確認は本人が出られなくてもOK
職場では仕事をしているわけですし、必ず出られる状態ではないことをカード会社もわかっているので、在籍確認は本人が出られなくても問題ありません。
在籍確認の目的は「申告した会社にちゃんと務めてる?」というチェックですから、本人でなくてもOKなのです。ただ職場の人に私事で多少の迷惑がかかるのは否めない。
その他~在籍確認が入りやすくなるケース
その他、豆知識として覚えておいた方がいい「在籍確認が入りやすくなるケース」をまとめておきます。
ランクの高いカードに申し込む確率が高くなる
「ランクの高いカード=審査が厳しい=在籍確認される確率が高い」と予想できます。ランクの高いカードにはゴールドカードや、プラチナカードが挙げられます。最も低いランクは一般カード(年会費無料)でしょう。
ランクの高い順に並べると以下のようになります。
- ブラックカード
- プラチナカード
- ゴールドカード
- シルバーカード(今はほとんどない)
- 一般カード(年会費有料)
- 一般カード(年会費無料)
ランクの高いカードほど、利用枠やキャッシング限度額が高くなるので審査難易度もそれに比例して高くなります。相関して在籍確認される確率も高くなるというわけです。
各種ローンなど借金があると確率が高くなる
各種ローンなど借金があると在籍確認される確率は高くなります。もし同じ収入の人が同時に審査した場合、借金がある人の方が在籍確認される確率は高い。
借金があると延滞されるリスクや、債務整理のリスクが高くなるため、カード会社も慎重になりますし、信用力の裏付けとして在籍確認はしておきたいと考えるでしょう。
まとめ
在籍確認されるか、されないかはカード会社のサジ加減ですから完全な対処法はありません。しかし本記事でまとめた以下の対策をしておくことで在籍確認される確率を下げることができます。
- クリーンな信用実績を積み上げておく
- 多重申込はしない
- 進学・就職・転勤といった繁忙期に申し込む
- 申し込み時にキャッシング枠を0円にする
- 作りやすいカードに申し込む
ただ、申し込むカードによってカード会社の対応は様々ですし、申込者の信用力によっても確率は変わってくるので、本記事の内容はあくまで参考程度に。